十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記134

どうも、十九です。
しばらく前から股関節のストレッチを始めましたが、
なんかだんだん柔らかくなってる気がします。
グニャグニャに前屈できるとか、
スルーっと開脚できるとかそういうのではないですが、
なんだか腰回りが楽なような気がします。
あとは血行促進とかその辺がどうにかなって、
自律神経がどうにかなって睡眠や生活の質が上がるのを期待します。
軽くでも運動になるのでそういう意味でも体にもいいはず。
でもジョギングとかスポーツとか、
そういう運動らしい運動もしたいものですね。
ああ、この私が運動を望むなんて。
体育の成績は万年3、運動音痴。筋肉はなくもない。
体育の授業はあまり好きではないですが、
スポーツやら運動はそれなりに好きですよ。
まぁそのうち機会やらを探ってみましょう。
そんな感じで劄記していきます。



  【悋がる・慳がる】やふさが・る
  《自四》
  物惜しみをする。惜しがる。
     ―広辞苑第六版より


「やふさか」って感じなので今で言う「やぶさか」でしょうか。
やぶさかに思う、けちに思う、そういう辺かな。
今っぽく言えば「ケチる」に相当するんでしょうね。
「ケチる」を文語的に言いたい時に使えそう。
「悋」は「悋気リンキ」とかで見かけますが、
この場合は意味が違いますね。なんでだろう。
「慳」は「慳貪ケンドン」という言葉がありますね。突っ慳貪の慳貪。
とにかくどちらも「やぶさか」の意味らしい。なるほど。



  【呵筆】カヒツ
  息を吹きかけて筆をあたためる。寒い時に詩文の下書きをすること。
  転じて、詩文に力を用いること。呵筆(ふでをカす)。呵凍。
     ―新漢語林より


なんだかその光景がもう詩的ですね。呵筆。
寒い時に筆を使ったことはないのですが、
なんかハーってやるもんなんですね。筆が固くなってるのか。
単に下書きをする、という意味じゃなくてなんかありそう。
よっしゃこれから書くぞ!っていう上ので下書きみたいな。
なんかいいアイデアがあって筆を動かす感じ。
そういうものがある時に是非使ってみたい言葉です。



  【蕉鹿夢】ショウロクのゆめ
  人生の成功・不成功が、夢のようにはかないことのたとえ。
  また、あきらめのよいたとえ。昔、鄭(テイ)の人がしかを殺し、
  ばしょうの葉でかくしておいたが、その場所を忘れてしまい、
  夢であったかとあきらめた故事による。〔列子、周穆伝〕
     ―新漢語林より


なんかこれまた微妙なお話ですね。
小六の夢と大差ないと思います。適当言いました。
うっかりさんめ、と思いましたが私もやりかねない。
というかそういう経験あります。ほんとに。
「パスワードをメモしたいけど堂々と置いておけない」
みたいなことを思い、めっちゃ微妙なノートにメモし、
それをめっちゃ微妙な場所に置いておいた覚えがあります。
それでいつかそれが必要になったんですが、
結局どこにあったか分からずじまいです。アホだね。
それに学んでセキュリティをどうにかしようと思いました。



  【鄴架】ギョウカ
  書物の多いこと。鄴は唐の李泌(リヒツ)の父李承休(鄴侯であった)のこと。
  架は本棚。李氏の蔵書が多かったことからいう。
  また、他人の蔵書・本棚のこともいう。
     ―新漢語林より


これ、なんか品詞が分かりづらいんですよね。
字面や意味からして「鄴の架」なんでしょうけど、
「書物の多いこと」ってことは「書物が多い本棚」じゃなさそうなんです。
書物が多いさま、という形容詞でもないっぽいし……?
たぶん「書物が多いこと」「書物が多い本棚」どっちでもいい気がします。
というかそういう風に使えばそういう風になります。
本棚にめっちゃ本がある人はもちろん、
脳内に図書館あんのかよってくらい知識豊富な人の比喩とか、
いろいろ使い道がありそうです。字面と音もなんかかっこいいし。
是非使われてほしい。どこかで使いたいな。
もうここが鄴架ってことでいいんじゃないか。ダメだわ。





なんか最近の記事はなげやりな文体な気がします。
私の精神状態やら体調が反映されてるんでしょうね。
ストレッチするのはいいですが、
ちゃんと食事や睡眠もしっかりとりなさい。
特に睡眠。最近寝るのが遅いぞ。気をつけなさい。はい。
そういうことなのでもう寝ねばなりません。
これを書いている今は23:52です。やばいな。
明日のやることがまだ十分にできてないのに。
あぁでも寝なきゃ。あー。生活習慣を整えねば。
こつこつがんばりたいです。また次回。