劄記133
どうも、十九です。
昨日は友人とめっちゃ遊びました。
何度か友人とはそうやって遊んでいるのですが、
「今日は何時くらいまでやろう」みたいな目安が守れません。
だって楽しいんだもん。ついつい熱中してしまう。
そんな感じで昨日(？)は夜2時半に解散です。
長時間遊んでた疲れに加えて寝不足も入り、
調子がけっこう危ういです。自分のせいですね。
それと気分の波みたいなのとか低気圧っぽいのも加わり、
けっこう心身ともに気だるい感じだったんです。
でもいろいろあって少し気分が前を向きました。
気分がよくなったという訳ではないですが。
しかし、気持ちだけでも前に向くのはえらく違います。
気分は乗らないけど、コンディションは優れないけど、
それでも進んだ方がいい場合というのがあります。
今はそういう時だと思います。頑張れ私。
そんなノリで劄記していきましょう。
【居た堪らない】いたたまら-ない
(「いたたまれない」とも)
その場にじっとしていられない。
これ以上辛抱していられない。
―広辞苑第六版より
何気なく使ってましたが、そういう意味合いだったんですね。
「居たたまれない」という表記を見て違和感があったのですが、
これが合ってたんですね。なんか意外です。
あと「堪る」の活用が変化しちゃってるんですよね。
多分響きからして「悼まれる」みたいな雰囲気あるので、
その辺と混同していった感じでしょうかね。
私は「放っておけない」「見ていられない」みたいな意味で捉えてましたが、
どうもこれは「かたはらいたい」に似てる感じですね。
それについてもちょっと言及してみましょうか。
【傍ら痛い】かたわら-いた･い
《形》 文語：かたはらいた･し(ク)
(傍らにいて心が痛む意。「片腹痛い」は中世以後の当て字)
①気の毒である。また、そばで見ていて、いやな気がする。
②きまりが悪い。はずかしい。いたたまれない。
―広辞苑第六版より
「片腹痛い」は当て字なんですよね。誤用とは言いませんが。
いやでも「傍(かたはら)」の語源ってなんか「片腹(かたはら)」っぽくないですか。
そういうことでたまに語源が載ってる広辞苑に頼ってみましたが、
「『かた』は片、『は』は端、『ら』は接尾語」とありました。
接尾語って何だよ。どういう意味の接尾語だよ。
でもなんか特に意味はないけど語気を整える接尾語みたいのあるよね。
これといった例は思いつかないけど。なんかあるじゃん。
「居た堪らない」「傍ら痛い」の方が一応は「正しい」ことになると思いますが、
いわゆる「誤用」である方が専ら使われているので、
なんだか使いづらいんですよね。誤用を指摘したからどうだって話でもあるし。
ですからこういうのは知識として留めておいて、
披露できそうな所ではそういう知識を披露して、
自分が使う時は無難な方を使うのがまぁいいんじゃないですかね。
【吼噦】コンカイ
①狐の鳴き声。こんこん。転じて、狐。
②狂言。⇨「釣狐」に同じ。
③地歌。端歌・芝居歌物。元禄期以前の作。「狐会」とも表記。
―広辞苑第六版より
いろいろと面白いですねコイツ。
狐の鳴き声を意味する漢語があるだなんて。
鳴き声の擬音語そのものな感じがします。コンコンっぽいし。
っていうか狐の鳴き声って「コンコン」なんでしょうか。
めっちゃ雑に考えると狐はイヌ科なのでそんな鳴き方をしそう。
その辺は適当に検索して出てきたNAVERまとめでも見ましょう。
「吼」といえば「咆吼」だと思うんですよね。
その時は「コウ」だけどこの時は「コン」になっちゃってます。
「噦」もあまり「アイ」っぽくない見た目をしているので、
なんか音が転訛したかと思いきやそういう音読みがあるようです。
【嘔・噦】むか-つき
むかつくこと。また、そういう気分。
―広辞苑第六版より
「吼噦」を調べてたらコイツも見つけました。
へぇ、そんな字を当てることができるんですね。
嘔吐の嘔だし、「噦」はしゃっくりの意味だとか、
あと調べたら「はきそうになるが出る物がない状態」の意もあるらしく、
この「むかつき」は胃の変な感じの方の意味が強い気がします。
そこから転じて苛立つような気分のことも指すので、
そちらで使っても誤用とは言えないでしょうけどね。
「むかつき」はこの字で掲載されているのに、
「むかつく」はこの字で掲載されていないんですよね。
なんででしょうか。用例が確認されていないんでしょうかね。
それはそれで何故なんだろう。謎が尽きない。
つまりは「
これはなんだか流行りそうですね。流行れ。
なんか実質2熟語しか紹介してないような気がしますが、
これはこれとしてまぁいいでしょう。関連性があるってことで。
今日は特に何もしてないけど頑張りました。
少しずつこういう自立やら自律やら自制みたいなものができるといいな。
いやぁ、人生なかなかやりづらい。はっはっは。
少しずつ立派な人間になってやります。そういう気分。
とはいえやはり疲れは否めないのでこの辺でおわりです。
それではまた次回。
