十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記107

どうも、十九です。
もうすぐ……… やるべきことに……
決着がつく………… ああ。最近それに必死です。
でも雑記ばかりもアレなので劄記もしますよ。
あと、このごろ土日も7時くらいに起きるようにしてまして。
生活習慣を保つの大事ですからね。
土日に早起きできるのに、なぜか月曜に起きられないことが多かったんです。
でも今日は普通に起きられました。なんでや。
天気もよくないのに。本当に不思議です。何だったんだ。
ともあれやることをさっさと終わらせてゆっくり休みたい。
さっさと終わらせたいのでもう劄記しちゃいます。



  【螓首】シンシュ
   (「螓」は蝉の一種)蝉の頭部のような広い額。
  美しい女の額のたとえ。転じて、美人の称。「―蛾眉(がび)」
     ―広辞苑第六版より

うーん。そんなに額が広くて美しいか……?っていうか額どこだよ。
よくわかんない熟語ですね。そういえば蛾眉もそうだわ。きりがない。
蝉に美しさを喩えられて嬉しいか………?
あとおでこがきれいって言われてそんなに嬉しいもんでしょうかね。
にきびがなかったり脂っぽくなかったりするのはいいですけど。
「螓」は新漢語林いわく「なつぜみ」「むぎわらぜみ」なる蝉を指すらしいが、
調べてもそういう種がいるのかよくわかりません。なにそれ。
精選版 日本国語大辞典によるとニイニイゼミの一種だとか。
ちなみにニイニイゼミこんな感じ。虫が苦手な人はリンク踏まないでね。



  【社稷】すめらおおもとお
   (「社稷(しゃしょく)」の訓読)
  ①天神地祇
  ②国家。
     ―広辞苑第六版より


訓が長い!以上!
ながーい訓読みはそれだけでロマンを感じます。
天神地祇って意味もなんかかっこいいけどね。いろんな神様。
社稷を「シャショク」と読んだ場合もだいたい同じ意味のようです。
泣いて馬謖を斬る馬謖は言偏ですね。たまに分からなくなる。
「おおもとお」って何だ。よくわからない。
「すめら」は「皇」と書き、神とか天皇に関する言葉に付きます。
天皇」と書いて「すめらぎ」「すめらみこと」と読んだりします。
天皇すめらみこと」もなかなかかっこいいな。そういうやつ他になにがあるかな。
裨将つぎのいくさのきみ(次将・副将)」「かみのふるめき(落雷)」がパッと思いつきます。
他にけっこうあった気がするんですがね。思い出せないや。
逆に「飯匙倩はぶ」みたいな、字数が 漢字 > 読み のやつもいい。
私が知ってる中だと一番は「尨蹄子(カメノテの古称)」です。3:1っておかしいだろ。



  【誨淫】カイイン
   (「誨」は教える意)みだらなことを教えること。「―の書」
     ―広辞苑第六版より


みだらなことを教える。デタラメとかトンデモのことでしょうかね。
Twitterとかネット上に散々いますね。そういう人に騙されるな。
誨淫。これけっこう使い勝手がいい気がするんですがね。
……と思ったけど勘違いをしていた気がする。
それ多分「みだり」だわ。デタラメとかそういうの。
みだら、はどっちかというと下ネタとかそういう下品なことだ。
たまに混ざる、こいつら。え、じゃあこいつ使いにくいのか?
いやでもエロ同人誌の隠語(あるいは雅語)として「誨淫の書」って使えるか。
流行れ。誰か使って。



  【耄期】ボウキ
   (「耄」は70歳以上、または80歳、90歳とも。「期」は百歳)ぼける年齢。老齢。
     ―広辞苑第六版より


耄の年齢広いな。ちなみに「耄碌モウロクする」の「耄」です。
期は年齢とか期間のことかと思ったら100歳のことなんですね。
礼記』曲礼上に、「百年を期と曰い、やしなわる」とあるそうです。
俺ももうボケてきたか…… という時や、
あの人ももうボケてくる頃合いなのかな…… みたいな時、
「耄期」という言葉が使えるんじゃないでしょうか。
もともとの意味から言うと70歳くらいからしか使えなさそうですがね。
でもまぁ比喩的な意味ってことでOKでしょう。問題ない。




さっさと書くとか言いながら1時間弱ほど経ってた。おかしいな。
だいたいは「社稷」の項目に使うため、
ながーい訓読みがある言葉を思い出したり探してたりしてた時間です。
そんなことしてる場合じゃないのに。なんやかんや好きなんだなこういうの。
そういうことでシメこそさっさと終わらせます。
でも読む側にはどこに時間かかったとか分からないよね。
まぁそういうものでしょう。しかたない。また次回!