十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記85

どうも、十九です。
土日に遊んだりなんだりした疲れ、
若干の風邪気味、雨、月曜1限……
さまざまな苦難を乗り越え、私は朝から出席してきました。
こういうコンディション悪い日に限って朝起きられるのなんで。
調子が良い日もちゃんと起きてよ。寝てんなよ。
そんでもって帰って顔が火照って、熱を計ると37.2℃でした。
さっき計ったら平熱に下がってましたがね。
でも喉は変な感じ。風邪引いたときのあの苦さがある。
今日動けるには動けるけど、あんまり動いたら明日動けなさそうだし、
でも今日動かずさっさと休んだら明日にある程度仕上げるべきものが仕上がらない。
なんというジレンマ。でもがんばって今日動くもんね。
辛いけど動く練習するもんね。劄記します。


  【自麤入細】ソよりサイにいる
   麤より細に入る
  あらけずりなところから精細な点にはいってゆく。
  文章を作るに当たって、初めは規則などにとらわれないで書き、
  熟達するにつれて精細に進んでゆくべきことをいう。〔文章軌範、放胆文〕
     ―新漢語林より


麤はです。鹿みっつ。
忘れがちだけど大事なことですね。
あれをこうするべきとか、プロはああやってるとか、
最初から完璧に近い形を求めてしまって挫折することが度々あります。
まずそれを気にしないである程度全体の形を整え、
そこから細部を気にしていくのがいいですよね。
そうは分かっててもなかなかできなかったり。ゆっくりいきたいな。



  【綿惙】メンテツ
  ①病気が重く、息が絶え絶えなこと。
  ②心配で心のおちつかぬこと。
     ―新漢語林より


大いに②ですね。割と頻繁にある。
今も綿惙してます。明日までにやるアレが仕上がってないと。
明後日までにやるアレもあまり十分できてないなとか。
でも明日の晩には用事があるからでっち上げられないなとか。
だいぶ前に頼まれたアレの期限がそろそろ近いなとか。うんぬん……。
そういったことが減るように、気分で動かない練習をしてる。したい。
ある程度ざっくり時間割を作って行動するようにしたのですが、
そう決心した途端に邪魔するかのように体調不良やらなんやらに見舞われ、
やる気とかなんとかを削いでいかれます。困った。
でもゆっくり続けるぞ。うん。がんばる。



  【燄燄に滅せずんば炎炎を若何せん】エンエンにメッせずんばエンエンにいかんせん
  [新書(審微)]事がまだ小さい時に防ぎ止めなければ、
  遂には大事になって手のつけようがなくなる。
     ―広辞苑第六版より


燄は焰(焔)と同字だそうです。つまり焰焰。
焰焰は火が燃え始めてまだ盛んでないさまを表すそう。
いっつもこうなってばっかりです。気分で動くから。
今日は気分じゃないからと先延ばしにし、
気づいたら切羽詰まり、やっと動く気になる。苦しいけど。
火が小さい内に、気分に任せずに事を処理できるようになりたい。



  【才鋒】サイホウ
  きっさきのように鋭い才気。
     ―広辞苑第六版より


鋒は「きっさき」の意です。実際そう読みます。
私は才鋒を持っているのかな。
持ってないにしても磨いてそれになりうるものを持っているのかな。
ときどき、自分は何をしても大成しないんじゃないかという、
漠然とした不安というか恐怖に見舞われます。
原因はさまざまでしょう。でも確かにそういう時はある。
そう感じない程に努力を積んで、強い心を持ちたい。
才鋒を磨きたい。自分を信じて。




調子が悪いなりにはそれなりに書きました。
これを書きながらお風呂のお湯を下ろしてたんですが、
お湯を下ろしたと思ったら下りてませんでした。
なんと蛇口をひねり忘れたようです。栓はしたのに。
不思議ですね。自分でも「は?」と4回くらい言ってしまいました。
やっぱり疲れてるのかな。編集中のタイプミスもなんかかなり多いし。
さっさと休みたいけどやることもやらなきゃ。ああ。苦しい。
でも動くぞ。また次回。