十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記80

どうも、十九です。
昨日は0時頃に寝て、今朝は8時頃に起きました。
たっぷりおよそ8時間寝たはずですが、
寝覚めはあまりよくなかったです。まだ眠かった。
8時間、ちょうどよく十分な睡眠時間だと思いますけどね。
何がいけないんだろ。もうちょっとこの生活を続けてみて、
それでも眠気があるようならお医者さんに相談ですね。
健康でいるのって大変ですね。劄記しましょう。



  【視而不見】みれどもみえず
   視れども見えず
  死線はその方に向いていても、心が他にとらわれておれば、
  その物がよく目にはいらない。
  〔大学〕心不焉(こころここにあらざれば)、━━。
   ➡心がうわのそらであれば、━━。
     ―新漢語林より


心ここに在らざれば、視れども見えず。
こういうことが申し訳なかったと謝ったり、一時的に悪かったと感じても、
それをしっかり反省・反芻して行動に起こすまでしないと……
と最近つくづく感じています。そうやって行動できてるかな。
これがこうダメだった!と漠然と思ってもそれは反省じゃないんですよね。
心の視線もちゃんと問題や本質に目を向けないとですね。



  【余蔭】ヨイン
  あとに残された恩恵。先人のおかげ。余徳。
     ―広辞苑第六版より


偉大なる先人に感謝せねばなりません。
えらいひとって意味での先人もそうですが、やはり親とかもですね。
幸いにも私の両親はいい人です。いつか恩を返さねばと思ってます。
何に付けても先人がいたからこそ今の恩恵を授かっていることを、
常に忘れないと言わないまでも、心に留めておきたいです。



  【泰而不驕】タイにしておごらず・タイなれどもおごらず
   泰にして驕らず・泰なれども驕らず
  ①重々しくどっしりと落ちついているが、おごり高ぶった所がない。
   君子の理想的な態度の一つ。〔論語、尭日〕
  ②地位・権力などを得て得意な境遇にいても、おごり高ぶらない。
     ―新漢語林より


素晴らしいですね。是非このような君子になりたい。
いや君子はレベルが高すぎるけど。こういう人でありたい。
驕っていないとしても、まだ泰とはほど遠い所にいます。
ちょっとしたことですぐに崩れてしまいますから。
そうやって何度も崩れて、丈夫な砦にでもなって、
泰然自若と構えられるようになりたいな。



  【挹損】ユウソン
  自分の心をおさえてへりくだること。抑損。
     ―新漢語林より


時にはそういうことも必要ですね。処世術。
でも本心を隠すのが必ずしもよいとも限らないんですね。
互いが互いに謙遜したり遠慮したりし合うと、
それらがどこか宙へ浮いて互いに苦い顔になる。
あるいは率直な意見を求める人だっている。
何か隠される方が嫌だという人もいる。
世渡りって、人付き合いって難しいですね。
そういうことは学校で自然と学んだりするんでしょうが、
どうもそういったことを避けてきてしまったもので、
いまこうして悩んだりすることがあります。
少しずついい人間になっていたらいいな。




今日はこれくらいにしようかな。
けっこう書くのに時間かかっちゃった。
書く内容もそうですが、書く時間でも調子が計れる気がする。
調子がよくないとやたらさっぱりするか、
今日みたく微妙に暗いような内容を長い時間をかけて書くと思う。
つまり今日はそういう調子です。明るいこと書きたいね。
そんな感じでまた次回。