十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記50

どうも、十九です。
劄記も遂に50を数えることとなりました。
めでたいですね。私でもこんなに継続ができるんですね。
何度かブログの連日更新が途切れたこともありましたが、
それでも3日以上間が空いたことはないので上出来でしょう。
これからもそんな感じでゆるりと継続したいですね。
今日はあまり調子が芳しくないのでちょちょいと劄記します。



  【腆贈】テンゾウ
  てあついおくりもの。


  【不腆】フテン
  粗末なこと。厚くないこと。また、その品物。
  自分の贈り物の謙称。腆は、厚い・善いの意。
     ―広辞苑第六版より


どこが好きかよくわからないけどなんだか好き。
手厚い、手の込んでいる、みたいな形容の漢語を初めて知ったからかな?
そういう意味の漢語はぱっと思いつかない。そういうことにしよう。
腆贈を賜る、とか言ってみたい。貝ばっか。



  【差池】シチ
  [詩経(邶風、燕燕)「燕燕亍(ゆ)きて飛び、其の羽を差池す」]
  互いに入れ違うさま。揃わないさま。不揃い。ちぐはぐ。
     ―広辞苑第六版より


そんな漢語があったとは。差池ちぐはぐとルビを古のはなんかしっくりこないけど。
ちぐはぐ、と聞いてまず思い浮かぶ歌詞があります。


 生まれも育ちも バラバラな僕ら
 姿も形も それぞれな僕ら
 男も女も ちぐはぐな僕ら
 それでも心を 一つにできたなら

     ―Fire◎Flower より


ボカロの名曲の一つです。夏に無性に聴きたくなる。
不揃いだからお互いの欠けた部分を埋め合うものです。



  【蘢茸】ロウジョウ
  草木がしげりあつまっているさま。蘢蓯(ロウジョウ)。
     ―新漢語林より


「草」「草不可避」「大草原」などの言い換えに使いましょう。
「これは蘢茸」「甚だ蘢茸たり」とかかな。
一気にクソ硬い表現になります。伝わらないけどね。



  【亨運】コウウン
  順調な運命。
     ―新漢語林より


亨運を歩んでいると信じたいものです。
ここまで思い返せば艱難辛苦ばかりだった気がします。
そういうことばかり思い出す傾向があるだけでしょうかね。
いずれにせよ昔から気苦労が多かったのは間違いないです。
やっと今はある程度の自由だとか望む物を得られるようになり、
それなりに幸せになりつつあります。多分。
これからもっと上へ行けるといいんですがね。
一体何が待ち受けているんだろう。待ってやがれ。




調子が芳しくない割には妙に明るい文体な気がします。
でも調子がいいとは素直に言えないので4熟語でおわりです。
とても久しぶりに熟語メモをした気がする。いつぶりだろう。
話は全く違うけれど、このごろ日付が変わる前に寝ているのに朝起きられません。
昨日は23:40くらいに寝ましたが起きたのは10時半です。
不調の予兆とかでしょうか。それなりの警戒を張って寝ます。
それではまた次回。