十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記124

どうも、十九です。
今日の教習は夕方からなので、
油断しきって昼頃まで寝てました。
まぁそれくらい疲れてたんでしょう。
っていうか今もそれなりの疲労感があります。
あと昼間にはまたくしゃみが、
夕飯を食べてから胃痛がします。またかよ。
明日から実際に路上で運転するというのに、
なんだか不安ですね。先が思いやられます。
そういうことなのでさっさと劄記しちゃいますか。



  【言の慰】ことのなぐさ
  ことばの上だけの慰め。気休めのことば。
     ―広辞苑第六版より


これってもしかして。なんか見覚えありますね。
劄記45で “cold comfort” という言葉を紹介しました。
「何の慰めにもならない同情」という意味です。
これって言の慰とほぼ同義なんじゃないでしょうかね。
いやまあニュアンスは割と違うかもしれないけど。
でもだいたい似た意味合いでしょう。
どっちも割と使えるかもしれないね。使ってみてね。



  【稠林】チュウリン
  密生した林。行くべき方角の分からないこと、
  煩悩・妄見がしきりにおこることにたとえる。
     ―広辞苑第六版より


これは面白い喩えですね。とても使いやすい。
というか身に覚えがありすぎます。
今日はあれもしなきゃこれもしなきゃ、
でもあれはやりたくない、これもやりたい、休みたい。
やるべきことややりたいこと、また疲れに苛まれ、
判断力や冷静さなどを欠いて道に迷う。
常に稠林を彷徨って生きている感じですね。
最近はそれが段々と、少しずつ減っている感じがします。
私を懇意に支えてくれる人と、
そのおかげで継続できている私の努力の賜物でしょう。
少しずつ生活が楽になっていっているのを感じます。
やはり支え合いというのは素晴らしいものですね。



  【蠡測】レイソク
  ひさご(一説に、ほら貝)で海水をくんで測ること。
  転じて、小知で大事を測ることのたとえ。
  前漢の東方朔(トウボウサク)の「答客難」に
  「以管闚天(カンをもってテンをうかがい)、
  以蠡測海(レイをもってうみをはかる)」とあるのに基づく。
     ―新漢語林より


小知で大事を測る。割とありがちなことですね。
単純に浅知恵な人が碩学にケチ言うのもあるし、
それなりにレベルが高い人が更にレベルの高い人を見て、
自分の力量のなさに嘆くみたいなこともあるでしょう。
自分の器や力量はごまかせませんからね。
そういったものを測ったりすれば必ずボロが出るはず。
でもまぁそうして自身が成長できることもありますがね。
できれば自分の浅学を露呈するようなことは控えたいですが。



  【猗靡】イビ
  ①しなやかで美しいさま。
  ②よりそうさま。よりそうようになびくさま。
  ③たがいに思いあって忘れないさま。
     ―新漢語林より


どれもなんだかいい感じですね。いい。
特に③でしょうか。たがいに思いあって忘れない。
相思相愛、いいですね。素晴らしい。
恋愛的な情景が真っ先に私は思いつきましたが、
別にそうとも限りませんよね。家族とかにも使える。
②もそう思うといい感じかな。よりそうさま。
身体的にも寄り添われると落ち着くことがありますが、
心の寄り添いもかなり重要です。本当に。
なかなか現代人は心の深い部分に介入しない印象があります。
表面的な、浅めの関係を広く持つようなね。偏見だけど。
心の深奥を暖め合うのはなかなか心地がいいです。
そのような相手が見つかったことは本当に有り難いです。文字通り。
出会いを、出会おうとする気概を忘れないでいたいです。




なんか疲れた感じの語選と文章になった気がします。
疲れてんだな。もしかしなくても。
でもあと1週間強、弛まずに頑張らなきゃ。
明日から路上教習だ。最初にも言ったけど。
ドキドキするなぁ。遂に公道を走るのだ。
掟破りの地元走りを目指して頑張ります。嘘です。
そういうことなのでまた次回。