十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記21

どうも、十九です。
昨日か今日に自作曲紹介をする予定(?)でしたが、
どうもそのようにはいかないようです。そんなこともある。
明日は時間がそれなりにあるので明日やると思います。
これで明日もやらなかったら私はもうダメですね。
きっとやってくれるでしょう、私よ。
とりあえず切り替えて劄記します。



  【繊弱】ひわやか
  細くよわいさま。きゃしゃなさま。ひよやか。


  【繊弱】ひわず
  弱々しいさま。ひよわいさま。きゃしゃ。
     ―広辞苑第六版より


こういう雰囲気の熟字訓、好物です。
明らかに和語っぽい読みのやつを漢語に当てるやつ。
特にこれは同じ字で違う読みがあるのでポイント高い。
他の例も挙げてみましょう。


  【岐嶷】いこよか
  きびしく立派なさま。


  【灼然】いやちこ
  神仏の利益・霊験のあらたかなこと。きわだっているさま。
     ―広辞苑第六版より


なんとなく伝わったでしょうか。こういうのだいすき。
こういうのに限っては、その言葉に使い道があるとかは気にしません。
字面と雰囲気が好きです。印象が好きってことですね。
そういうのもコレクションの醍醐味じゃないですか。



  【逋慢】ホマン
  命令を受けながらぐずぐずしてなまける。法を守らないこと。
     ―新漢語林より


私の得意技ですね。気が向かないと本当に動けません。
興味がない(薄い)ことにはとことん気が向かないし、
物覚えもかなり悪いです。そういう教科の成績は散々でした。
世界史とか、似たようなカタカナとか何世とかほんとダメでした。
世に出ればそういうことも言ってられませんね。
直すとまではいかずとも、なんとか改善や対策をしたいです。



  【渝盟】ユメイ
  ちかいをかえる。約束をたがえる。
     ―新漢語林より


逋慢した末こうなります。最悪ですね。
私は中途半端に完成させるのは嫌で、
そうなるくらいなら完全に放棄しちゃうタイプです。
タチが悪すぎる。ダメだなこいつ。
高校の時はそういう課題が山積みで不眠症になったりしました。
あまり思い出したくないな。でもお蔭で色々学べました。
約束はしっかり守りましょう。
及び、守れなさそうな約束は立てないようにしましょう。



  【韶華】ショウカ
  ①はなやかな春の景色。また、春の光。
  ②青春時代。青春。


青春と言うとなんかありきたりだけど青春と言いたい!
みたいな場合に使ってみましょう。意外とないですか、そういうの。
「青春時代」と「韶華」だと華やかさとか重みが段違いですよ。
伝わらない?それは気にしたら負けです。使いなさい。



  【鷇音】コウオン・コウイン
  ひな鳥の鳴き声。人の言葉の是非がはっきりしないことのたとえ。
     ―新漢語林より


潰れて見づらいでしょうか。です。
自信がない時とかはつい鷇音になりがちですね。
できるだけ当たり障りのないように、失礼のないように、
とかいろいろ逡巡しちゃって婉曲で曖昧な返事になってしまう。
それはそうと鷇とか轂とか彀とか縠みたいな、
「㱿」が部品に入ってる字がなんか妙に好きです。
なぜか分かりませんが、妙に惹かれます。いいですよね。




本日はここまで。
明日こそは自作曲紹介します。需要あるか知らないけど。
自作曲じゃなくても単純に好きな曲の紹介とかもいつかやろうかな。
こういう「いつかやろう」は大概達成されないの知ってます。
いつになるんでしょうかね。気長にその時を待ちましょう。
ではこの辺で、また次回!