十九綴

tsudzu-tsudzuri

箚記192

どうも、十九です。
やっと再びまともにブログが書ける環境に戻りました。
でも直近のやることが思ったより多くててんやわんやしてます。
今週末までに一山あり、今月末までにまた一山あります。
けっこう思ったより時間がない!やばい!
ひとまず劄記します。





  【造次顚沛】ゾウジテンパイ
  とっさの場合や今にも危ないという時。
  造次は、あわただしい、わずかの間。
  顚沛は、つまずきたおれる時。
  〔論語、里仁〕造次必於是(ゾウジにもかならずここにおいてし)、
   顚沛必於是(テンパイにもかならずここにおいてす)。
  ➡(君子は、)あわただしいときでも必ず仁に基づき、
   つまずいて倒れそうなときでも必ず仁に基づく。
     ―新漢語林より


今私はたぶん造次顚沛に置かれている気がします。いや違うか?
わずかの「間」とかたおれる「時」とかあるので、
名詞として扱うのは確実じゃないかと思います。
あと出典だといい意味というか教訓っぽい話なんですね。
単に慌ててる様子を指した言葉じゃなくて君子の振るまいを指したものとは……
論語でいう仁がどんなものかはちゃんと把握していませんが、
やはり思いやる心みたいなものは忘れないようにしたいですね。
私は強いて言うなら自分の思いやりでしょうか。ちゃんと寝て食べて。
こういうピンチっぽい時にこそよく落ち着いてひとつずつ事をこなしましょう。



  【黷武】トクブ
  みだりに戦争をして武徳を汚すこと。
  理由のない戦いをする。
     ―新漢語林より


これはそこそこ比喩的に使えそうな気がします。
Twitterやらなんやらで何かにつけて論争する人を見ますが、
まぁみだりに無駄な言論を起こしているように見える時もあります。
全てがそうだとは言いませんけどね。でも少なからず。
「私と意見が違うものは弾圧してもよい」とか、
「私の意見は一般的なものだからこれを否定する人は異端だ」とか、
極端ですがそういう節を持つ人をよく見ます。
私は私、あなたはあなた、みたいな意見の分別というか、
色々な考えを認めて受け入れる力とか文化みたいなものに欠ける人って、
思ったよりも少なくないんでしょうか。
一般の流れに乗ったり同調したりすることも大事ですが、
自分の意思をしっかりと持つこともまた大事ですよね。気をつけよう。



  【閎達】コウタツ
  こせこせしないで、広く通じていること。
     ―新漢語林より


「広く通じる」が何を意味するか今ひとつピンときませんが、
まぁいろんな意味で取れて便利そうですね。
私もこせこせというかつい自分を小さく見せがちなので、
遜ったりすることを忘れない程度に自分を見せられるようになりたいです。
あまり遠慮しすぎるのも時には失礼になったり、
その場の空気を悪くする原因にもなったりします。
顔が広く通じたり、態度などに疚しい箇所がなく広く世に出られたり、
そういった感じの人間になりたいものです。
あと私は曲も書くのですが、そういう曲も書けるようになりたいです。
ゆったり伸びやかな曲を書く時はどうしても音数が少なくなるのですが、
そうすると小細工が利かなくなるので本当に技術が露呈するんですよ。
卵と塩と砂糖と牛乳だけで卵焼きを作ってください、みたいな感じ。
これを入れると簡単においしい卵焼きが作れるようになるダシとか、
そういうのが非常に使いづらいんです。大変だね。
やはり程々に真面目に生きてみることにします。



  【清癯】セイク
  痩せていて清逸のおもむきがあること。
  ほっそりとみめよく痩せていること。清痩。
     ―広辞苑第六版より


清逸というのは、清く浮世離れしていることだそうです。
いいですね。そういう雰囲気はちょっと憧れます。
私は痩せ型なのですが、程良く肉を付けたいです。
一般的に痩せられなくて困る方が多いのであまり大きい声で言えませんが、
私はむしろ太りたいのです。太るのにちょっと苦労してます。
ブクブクに太ったりムキムキに鍛えたりする予定はないのですが、
程良く肉の付いた健康的な体にはなりたいのです。
手足は何故かそこまで細くないのですが、
胴体がけっこう貧弱でバランスが悪いのです。気になる。
肋骨の位置や形が分かりやすいです。かなしい。
なのでご飯をしっかり摂って間食もちょいちょいつまむのを意識してます。
すぐには効果は出ないだろうけどぼちぼち出てきてくれたらいいな。





なんとか溜めた分に追いつきました。妙に疲れる。
だがしかし本当の今日の分が待っています。まじかよ。
ひとまずやることを一つずつこなしていこう。落ち着け。
そういうことなので早めに切り上げ。また次回。