十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記184

どうも、十九です。
今日はちゃんと溜めずに当日に更新します。
……と言いたい所だけど既に23時半付近です。
溜めない、けれどちょっと24時を回るかもよ!
っていう感じで更新していきます。
その日の内に更新しようとしてるだけいいでしょ。
まぁぼちぼち軌道修正していくという感じで。
大目に見てください!ごめんね!!
そういうことなのでさっさと劄記していきます。





  【煩縟】ハンジョク
  わずらわしく、くだくだしいこと。
     ―広辞苑第六版より


くだくだしい、一般的な語なのかどうかいまいち分かってません。
要するにくどいって感じです。煩雑とかそういうの。
同音の熟語に「繁縟」というのがあるっぽいです。
こちらも「こまごましくわずらわしいこと。」と書いてあり、
ほぼ同義の熟語なんじゃないかと思いました。
ですが、「(繁文縟礼の略)」と書いてあります。
やたら文字数が多い文とくだくだした礼儀ってことかな。
すると単純にわずらわしそうな煩縟とはニュアンスが変わってくるかも。
というか個人的に繁縟より煩縟の方がくだくだしてそうに見えます。
だって煩ですよ。煩雑とかの煩ですよ。繁盛の繁じゃなくて。
まぁなんでもいいか。好きな方を使ってみましょう。



  【眽眽】バクバク・ミャクミャク
  見合うさま。たがいに見つめあうさま。
     ―新漢語林より


〽目と目が逢う~~ 瞬間 好~~きだ~と~気づ~~いた~~
見つめ合うってなんかいいですよね。すてき。
たとえば恋人なんかが一番私としてはいい感じです。
互いに互いだけを見つめて、なんだか照れくさくなったり、
これから何が起きるんだろうと緊張したり、
あぁ、この人ってこんな顔してたんだなぁとしみじみしたり……
そうして生まれた笑みや顔のこわばりや緩みなどなど、
人間関係の味をいい感じに堪能できます。
あるいは親友であっても私はけっこう好きですよ。
いい感じに意見が合致、意気投合!なんて時だとか、
一緒にゲームしてたりして上手いこと事が運んだ時とか、
やったぜ!的なことをする一瞬前に目を合わせるアレ。
あの瞬間も好きですね。見つめる、とは若干違いますが。
話は全然違いますけど、「ミャク」ってすごい音ですよね。
何だよ、脈って。「誤謬」とかの「ビュウ」に次いで変な音だと思います。
一般的には「脈」しか使われません。っていうか一般的な語なのかよ。
あとは辛うじて般若心経などで「阿耨多羅三三菩提アノクタラサンミャクサンボダイ」が出て来る程度です。
ミャク。なんか特別感があって好きだ。



  【溶暗】ヨウアン
  フェード-アウトに同じ。↔溶明
     ―広辞苑第六版より


そんな言い方あったの!?考えもしませんでした。
フェードアウト、一応広辞苑での見出し語を確認しましたが、
我々がよく知るフェードアウトで間違いないようです。
舞台の照明とかが段々暗くなっていったり、
音楽が段々小さくなっていって消えるアレのことです。
当然ながら溶明はフェードインのことです。
フェード・インと言えば勇者ライディーンですね。アニメは見たことないけど。
いやぁ、こんな言い方があったんですね。しみじみくる。
でも溶暗と言っても絶対に伝わらないだろうな。変換はできたけど。
溶暗フェードアウトとか書いたらかっこよさげだし問題なく通じるな。必殺技っぽい。



  【優書】やさ-ぶみ
  恋文。けそうぶみ。艶書エンショ
     ―広辞苑第六版より


古文の「優し」って色々な意味がありますが、
少なくとも今でいう「優しい」とは別の意味でしょうね。
親切だ、みたいなやつじゃなくて、
優美であるとか感心であるとかそういう方。
あるいは恥ずかしいみたいな意味もあるそうですね。
この優書はどれなんでしょうね。痩せるほどつらい、ではないだろ。
恥ずかしい……もなくはなさそうだけど、
まぁ優美であるとかそういう方でしょうかね。
そういう古文的な流れがあると分かった上で、
あえて現代での「優しい」の意味も適用したらなんかすてきっぽいですね。
そういう恥ずかしげな感じや優美な感じ、
そして人を気遣うような優しさまでが込められた恋文。
ウ~~~~~~~~~~~ン、すてきだ。たぶん。





1日に3つも記事を書きました。もう二度としたくない。
この正月には帰省をしたのですが、そんなに長くは休めません。
そしてなんと来週は成人式があるので再び地元に舞い戻ります。
成人式周辺でまた何かあることを考えると、
今週中にいくつか記事を書き溜めておくという方法を取るのが無難でしょうね。
まぁぼちぼち考えましょうか。今はちょっと休もう。
そういうことなので今後ともよろしくお願いします。また次回。