十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記185

どうも、十九です。
明日から学校が再開します。早いね。
でも今週で今年度の授業は全て終わります。早いね。
なんだよその日程。頑張って夏休みを削って年内に収めるか、
あるいは夏休みをちょっと長くして新年にも2回くらい授業を入れろよ。
春休みがあまり長過ぎても時間を持て余します。
でもなんやかんや1月末までにやることがあったりして、
2月になるまで暇とは言いがたかったりします。
程よく用事を入れていい感じに生活していきたいです。


全然違う話になりますが、なんとなくWindowsのタスクバーを右に移動しました。
タスクバーってアレです。標準なら画面の下側にちょっとある棒です。
Windowsのマークとかがあるあそこですね。
理由は特にないです。気分転換。そういうのも大事だよね。
Discordの通知を確認したり、ウィンドウの確認をするとき、
ついマウスカーソルを下にやってしまいます。慣れですね。
そういうなんか地味に新しい気分でやっていきます。





  【欠望・闕望】ケツボウ
  不満足に思うこと。不平なこと。
     ―広辞苑第六版より


これはそれなりに使えそう。痒いところに手が届いた感じ。
「不満足だ」でいいじゃんって思ったけれど、
それだと味気ない時があるじゃないですか。あるんだよ。
「飽き足りない」意の字や言葉をいくつか紹介した気がしますが、
不満足と飽き足りないってなんか微妙に違いますよね。
何がどう違うかとは言えませんが……
でもまぁできるだけやっぱり満足はしたいです。



  【嚙砕】ゴウサイ
  かみくだくこと。
     ―広辞苑第六版より


嚙、お前そんな読み方するんだ。初めて知ったよ。
音読みは主に「ゲツ」と「ゴウ」の2つがあるようです。
読みが複数あるやつは読みによって意味が変わったりしますが、
コイツが何か変わったりするかどうかは分かりません。
あと勿論「噛」でも書いて平気でしょう。許容字体ってやつです。
「噛み砕く」だとまぁ普通に使われる語彙ですけど、
「噛砕する」とか書いた瞬間になんか急に見慣れなくなります。
ゴウサイって音もなんか強そう。めっちゃ噛み砕いてる。
顎の強い動物が噛み砕く感じにも勿論使えそうですが、
「要約する」みたいな意味の「噛み砕く」で使ったらなんか場違い感ありますね。
かなり雑に要約してるような感じ。そんな雰囲気しませんか?



  【尊容】ソンヨウ
  とうといすがた。また、他人の容貌の尊敬語。
     ―広辞苑第六版より


珍しく一般的な語彙です。多分一般的でしょう。変換できたし。
尊い」ももはや一般の会話でも使用される言葉になりましたね。
まぁそれでも使うのはインターネットに馴染み深い人なんでしょうか。
「すごい」や「やばい」などと恐らく実質のニュアンスは同じだけれど、
うまく形容しがたい凄みやありがたみ、美しさ、その他諸々、
なんかもういい感じの感情を込めて「尊い」と表現します。多分。
それで「ご尊顔」とかはかなり一般的に使われるけれども、
どうも顔に限定した言葉なので、容貌には使えないんですよね。
そこで使えるのがこの尊容です。ご尊容。尊い容貌です。
推しの容貌が尊かった際にぜひご活用ください。



  【皦察】キョウサツ
  手きびしく、詳細に見透かすさま。〈三国・袁渙伝〉
     ―漢辞海第三版より


面白い言葉ですね。動詞っぽいけど形容(動)詞のようです。
「皦」は「しろい」「あきらか」の意味だそう。
明らかに察するっていう感じですね。鋭い目だ。
こないだ金曜ロードショー『マスカレード・ホテル』をやってました。
途中から途中までしか見てないのですが、何やら面白そうでした。
その中で、「人を疑うのが刑事の仕事だ」みたいなセリフがありました。
テルマンとして潜入した刑事が客をいろいろ観察してました。
それで人を信じるのが仕事の本物のホテルマンの人と対立してたり。
さまざまな状況から人の心などを見透かしててすげーなと思いました。
態度もなかなか屹然としていて、まさに皦察って感じでしたね。
私も手厳しくなくていいですが、それなりに見透かす能力が欲しいですね。
正直なので嘘をつくのも見抜くのも苦手なのです。上手に世渡りしたいです。






選んだ言葉はそれなりに面白そうなのが多い印象ですが、
なんか文字数がちょっと少なめな感じがします。
いやでもいつもこんな感じだったっけ。忘れた。
なんだか後書きする気力が微妙に残っていません。疲れたのかな。
明日から学校で、そのための準備とか課題をしてたのでそれでかな。
よし、ではさっさとお風呂に入って寝ましょう。
皆様も正月の感じからいつもの感じに戻る時にはご注意ください。
今年も頑張っていきましょう。また次回。