十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記168

どうも、十九です。
今日はあまり調子がよくありません。
最近ちょっと頑張り気味だったからかな。
心身どっちも追い込まれ気味ですからね。
あと今日は気圧も微妙だったのかな。
夕方には雨がポツポツしてましたし。
まぁ今日が特別に気圧が低いかどうかは知りませんが。
とにかくあまりうまく心身が動きません。
それでもまぁ重い腰を上げて学校には行きました。
いろいろ時間が足りません。心と時間の余裕が削がれていきます。
来週末までが正念場です。何が何でも頑張らないと。
正直今はやるべきことに追われて気が気でないです。
さっきの夕飯もあまり喉を通りませんでした。完食したけど。
正直劄記してる余裕はあまりないのですが、
劄記しないのはしないので嫌なのでやっときます。





  【枯腸】コチョウ
  枯れた胸中。詩文などの発想が尽きたたとえ。
     ―漢辞海第三版より


面白い喩えですね。まさに今私はこんな感じです。
進めたい作業がどうにも進みません。
いや、ほんの少しずつ進んではいるんですがね。
このままの調子じゃ到底間に合わないような感じです。
胸中が空っぽというか、そこまではいかないにせよ苦しいです。
なんとか頑張りたいものです。



  【株塊】シュカイ
  木の切りかぶと、土のかたまり。
  理性も感情も持たぬ者、無知な者のたとえ。〈列・楊朱〉
     ―漢辞海第三版より


なかなか言いますね。けっこうな蔑み方です。
ある意味では切り株とつちくれに失礼ではないでしょうか。
いやでも理性も感情もたぶんないよな……
詩的な感じに罵りたい時にはうってつけな気がします。
この株塊め。通じないな。



  【端憂】タンユウ
  居住まいを正して憂いにふける。〈謝荘・月賦〉
     ―漢辞海第三版より


なんか面白い意味ですね。どういうことでしょう。
居住いずまい」って初めて聞いたのですが、すわっている姿勢のことを言うんですね。
「居住」に引っ張られてなんか住まう部屋を正す(片付ける)のかと思いました。
「居住まいを正す」というのが慣用句的に使われるらしいです。へえ。
座る姿勢だとしてもまた妙な意味ですね。
ちゃんとしっかり座って憂いにふける。なんか素敵……かな?
どんな程度の憂いかにもよりますかね。
ある程度快く摂取できるタイプのノスタルジーとかメランコリーならいいですが、
あまりに憂えるもので座ってるくらいしかできない、みたいなのだと辛いです。
私も今ちょっと疲れてるので端憂してみようかな。
いや、風呂入ってさっさと寝た方がいいです。



  【肆虐】シギャク
  やりたい放題に人を迫害する。〈張衡・南都賦〉
     ―漢辞海第三版より


最近こういうのをTwitterでよく見かけます。
「肆」は「ほしいまま」の意味があり、そう読むこともあります。
ほしいままに虐げる。当人としては思ったことを言ってるだけでしょうか。
それでもやはり筋が通らないのが目立つというか、
ただの自分勝手を大きい主語で通そうとしている感じの人が目立ちます。
自分が不快だと感じたら迫害していい、みたいに感じかねません。
どんな意見を言うにしてもある程度の良識とかを持ち、慎重に行いたいものです。



  【擱浅】カクセン=【擱坐】カクザ
  ①浅瀬にのりあげる。
  ②物事が頓挫する。
     ―漢辞海第三版より


「擱」は「置く」の意味があり、
単純に物を置くことと、停滞することの意味があります。
擱筆カクヒツ」や「筆をく」なんかは有名でしょうか。
これは文字通り筆を置くことで、文章を終わりにすることの意です。
しかしこの擱浅や擱坐は、後者の意味でしょう。
浅瀬に坐礁するってことですね。乗り上げて停滞します。
私も今、枯腸がゆえに擱浅しています。まずい。
なんとか打開したいところです。





今日は元気がないので、コメントを控えめにして5熟語紹介しました。
あまりいいコメントができてませんね。
でも以前ならもっと根暗な文章をしたためていた気がしますが、
今回はそうでもないですね。成長したかな。
ひとまずあまり書けることがないので、これにて擱筆します。
それではまた次回。