十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記92

どうも、十九です。
今日は劄記しますよ。久々な気がする。
それはそうとプロメアのサウンドトラックを買いました。
とっても耳が幸せである。Infernoが頭の中をループしてる。
ところで私はリオが怒り狂うシーンの音楽が大好きなんですが、
あれはSuperflyの曲だったんですね。覚醒って曲。
エンドロールの曲と合わせてSuperflyのシングルに付属してる。
CDが別ということをさっき知ったので、また別途CDを買うことに。
たのしみだなぁ。やはり音楽はいいものだ。
そういうことで劄記します。



  【堀堁】クッカ
  双声
  ①風がほこりを吹き上げるさま。〈宋玉・風賦〉
  ②ほこり。〈顧炎武-詩・霍山〉
     ―漢辞海第三版より


風がほこりを吹き上げるさま。いいですね。
西部劇とかでよく見るああいうやつでしょうか。
あと堀がお堀とか人名地名以外で使われてるの初めて見た。
こいつ漢語あったんだね。そういう発見もいい。



  【塊然】カイゼン
  ①ひとりでいるさま。〈荀・君道〉
  ②どっしりと落ち着いたさま。〈穀・僖五〉
  ③感覚のないさま。〈荘・応帝王〉
  ④真にせまってはっきりしているさま。〈柳宗元・褚説〉
     ―漢辞海第三版より


なんかこれまた全然違う意味が並んでますね。
しかもそれが塊って字を使うもんだから更に謎。
どうやら「塊」には「孤独なさま」「落ち着いたさま」みたいな、
そういう形容的な意味があるようです。へぇ。
だとしても③と④はいまいち解せないな。
でも感覚のないさまって熟語は他に知らないし、
真にせまっているような言葉は文字通り迫真しか知らないし。
これは……… 使える?



  【塗鴉】トア
  へたな字や絵。〚盧仝-詩・示添丁〛
  注:ぬりたくった墨がカラスのようだという謙遜の語。
     ―漢辞海第三版より


おもしろい喩えですね。こんな言葉があったとは。
下手な字をミミズに喩えることはありますよね。
春蚓秋蛇シュンインシュウダという言葉があります。紹介したと思ったらしてなかった。
文字の通り、ミミズやヘビのようにうねった、下手な字を言うそうです。
しかしこの塗鴉は、字にも絵にも使えるらしいですね。やったね。
でも墨がカラスみたいになるのは、字だと筆じゃないと起こりえないかな。
あるいは万年筆とかインクを使う系。でもまぁ使えそうか。



  【圧次】アツジ
  抑圧されて心の平静を失うさま。〈楚・怨思〉
     ―漢辞海第三版より


阿辻哲治氏を思い出す。アツジ。
抑圧されて心の平静を失っている人、
この現代社会にゴロゴロいるような気がします。
学校、会社、家庭、至るところに抑圧だとかが溢れてる。
その抑圧をうまいこと回避したりできたらいいんですがね。
それを回避したり受け止めたりするための心の余裕みたいなものが、
抑圧された環境だとそもそも見いだしづらいんですよね。
なかなか困った悪循環だこと。もっと余裕を持てたらいいなぁ。



  【在宥】ザイユウ
  人や物のあるがままにまかせる。
  支配者が無為にして治める政治の理想をいう。〈荘・在宥〉
     ―漢辞海第三版より


まさにこういう風になったらいいな。
これは支配者もそうだけど支配される側のモラルとかもあるだろうけどね。
でもそういうよいモラルを涵養するためにも、
やはり民衆に潤沢な財とか余裕とかを与える政策とかがないとかな。
あとあれですね、(それなりに)学力が高めの学校とかそういう感じ?
校則があるにはあるけど、それを破ろうとしないというか。
髪を染めたり制服をちゃんと着ないのがなぜあまりよしとされないか、
他に真に従うべき軌範が何かとかをちゃんと理解している感じ?
うまくまとまらないなぁ。従う側の能力もけっこう要るよね、きっと。




土曜日なので部首を土に縛ってみました。
その縛り、一週したらかなりネタが絞られる。
まぁあまり続けないと思うからいいんだけどね。
さて今日も更新がギリギリになってしまった。あぶない。
その辺も直したいもんですね。自己管理をしよう。
今日はいっぱい休んだので明日は行動するぞ~。
そういうことでおやすみなさい。また次回。