十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記33

どうも、十九です。
先日はとても調子がよかったのですが、
今日は雨だったからか知りませんが微妙に不調でした。
と思ってたんですがお風呂に入ったら治りました。
本当に調子がコロコロ変わりやがるので難しいです。
今日は一日中だらだらしてたので特に書くこともありません。
さっさと劄記しちゃいましょう!



  【祭場・霊畤】まつりのにわ
  祭を行う場所。祭壇。
     ―広辞苑第六版より


来ました!漢語に和語の読みを与えるやつ!
それぞれ「祭場」「霊畤レイジ」という熟語があり、
やはり祭壇を意味する言葉のようです。そらそうだ。
祭壇っていうのはこの際割とどうでもいいのです。
漢語に和語っぽい読みが与えられてると興奮するのです。それだけです。



  【黼黻】フフツ・ホフツ
  ①昔の天子の礼服のぬいとりの模様。
  ②美しい文章のたとえ。
  ③天子をたすける。
     ―新漢語林より


まず多くの方がという字(部品)を初めて見るかと思います。
いちおう大体の漢和(字)辞典がコイツを部首として設定していて、
部首としての呼称は「チ」「ぬいとり」などと言うようです。
意味は先述のように「ぬいとり(刺繍)」です。
しかも手持ちの新漢語林に黹を部首とする字は、
黹と黼と黻しか掲載されておりません。超マイナー。
そしてそんな字が②のような意味を持っているのがなんか好き。



  【肆詈】シリ
  ほしいままにののしる。〈南史・顔延之伝〉
     ―漢辞海第三版より


ヘイ、肆詈!言うと思ったでしょ。
言わせておけば、って感じで散々言ってくる人いますよね。
そんな人を表すような動詞があったとは。
肆は「ほしいまま」を表すので文字通りですね。



  【膚撓】フトウ
  ①剣が身に迫り、刺されそうになってしりごみする。〈孟・公孫丑上〉
  ②人に弱みを見せる。〈酉陽雑俎・八〉
     ―漢辞海第三版より


①も②もなんだか珍しめの意味を持ってますね。いいぞ。
①は別に剣じゃなくても使えそうな意味合いですね。
単純になんかピンチになって尻ごむ、みたいな。
②はけっこう珍しいと思う。「弱みを見せる」の意味合いを、
「弱みを見せる」以外の言葉で表す術を知らない。
せいぜい「弱点を見せる」とかそういう言い換えくらい。
私も人に頼るのが苦手なので、膚撓しやすい人を増やしたいものです。



  【舛馳】センチ
  おのおのが異なる方向に進む。〈淮・説山〉
     ―漢辞海第三版より


中学の時に、特にドラクエⅩ仲間として仲良くなったグループがあるんです。
私を含めて7人のグループですね。今でも仲いいです。今度麻雀します。
それでその7人、全員が違う高校に進学したんです。
ひとりくらい被るだろうなと思ってたんですが驚きました。
もちろんそこから先の進路も全く別のようです。
料理人志望だったり教員志望だったり浪人だったり…
そんなに別方向の人たちですが、どこか心に似通うものがあるようです。
人付き合いって不思議なもんですね。




普段はである調で書くことが多いと思っていますが、
なんだか今日はですます調で一貫してましたね。
おそらく機嫌や調子がよかったりするとそうなる。
心身の調子はよくても文章の調子までいいとは限らないらしいですが。
あまり書くことが思いつきません!また明日!