十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記59

どうも、十九です。
今日は友人とゲーセンに行ってきました。
太鼓の達人をそれなりに長らくやってます。たのしい。
私は一時期けっこうガチ勢になってたんですが、最近は頻度が低めです。
でも友人の方は最近かなりやりこんでいて、メキメキ上達してます。すごい。
やっぱり人と会うと心の何かが恢復しますね。元気でも元気でなくても。
そういったことができる友人とか機会を増やせてたらいいと思ってます。
それはそうと劄記していきます。



  【愛逢月】めであいづき
  織女星牽牛星とが互いに愛して逢うという月、
  すなわち陰暦7月の異称。
     ―広辞苑第六版より


あら素敵。そんな言い方があったなんで。
陰暦7月なので現在の7月にまるまる使えるって感じではなさそう?
今年、2019年は8/1~29が旧暦7月に当たるようです。
陰暦と旧暦がなんか違うのかどうかはよく知りません。



  【狎邪】コウジャ
  ①なれっこになり礼を欠くこと。
  ②遊女をいう。
     ―新漢語林より


親しき仲にも礼儀あり、ってやつですね。
その礼儀を欠いたものが狎邪であると。
礼を欠く「こと」なので名詞かもしれませんが、
なんか意味とか字面的に動詞っぽい感じもしなくもない。
どうに使えばいいんでしょう。狎邪する?なんか変かも。
ちなみに「狎侮コウブ」という言葉もあるらしく、
こちらは「なれなれしくして相手を軽んずる」という意味らしいです。
これは完全に動詞でしょうが、意味合いが変わってきます。むずかしいね。



  【鉤玄】コウゲン
  深い意味や道理を引き出し、さとること。
     ―新漢語林より


これだ。こういうのを探していた。
まさにこれこそ私が最も好きなことの一つです。
物事の深奥にある真理だとかを探ること。だいすき。
そこまでいかなくても、何かが見えるまで考え抜くのは大好きです。
鉤玄。覚えました。即刻辞書登録しました。使うぞ~。(きっと使わない)



  【明暢・明鬯】メイチョウ
  ①明るくのびのびしていること。
  ②論旨が明らかで筋道の通っていること。
     ―広辞苑第六版より


明鬯。なんだお前。まぁ知らなくはないんだけど。
鬯というと鬱の左下(鬱)にいるイメージしかない。
部首名としては「においざけ」とよばれるとかなんとか。そういう情報しかない。
たぶん暢と音が同じだからそういう意味にも使われるっていうタイプのやつでしょう。
間違ってるかもだけどね。きっと違う。
とにかくなんだコイツっていう字が使われる単語っていいよね。



  【手穢い】てむさ-い
  《形》文語:てむさ・し(ク)
  きたない。
     ―広辞苑第六版より


きたない。4文字で説明が済んでしまう。
「むさい」って「むさくるしい」の俗語でしょうかね。
とりあえず広辞苑第六版をから引用すると、
「むさぼり欲する心が強い」「不潔で不快である」の意らしい。
「穢い」で「きたない」と読むのはまぁそれなりに知られていると思うけど、
これで「むさい」という読みを当てるのはなんかしっくりくるかも。
穢苦むさくるしい」……なんか違うか。
この「くるしい」は「愛くるしい」のやつと同じだと思うので、
「苦しい」とは別だと思いますがね。当て字なのでいいのです。




久しぶりに5単語を紹介した気がする。なんか妙に疲れた。
以前はこれをほぼ毎日続けていたんだよな……前の私すごい。えらい。
今回はストックからの引き出しではなく、全て最近新たに発見したものです。
だからなんか書きやすかったです。比較的。
やっぱり辞書を適当にめくって言葉を見つけるのは楽しいです。
そういうのを分かってくれる人とリアルで会ったことがないので、
いつかそういう人と語らってみたいものです。
旅館の窓際のあのスペースとかで浴衣を着て夕べに語らいたい。
そんな気分です。また次回。