劄記138
どうも、十九です。
なんというか、美容とかオシャレとかって大事ですね。
突然どうしたんだと思うかもしれませんが、
自分を磨くことってやっぱ大事なんだなって。
自信を持ってたりする人ってやっぱ素敵なんですよね。
その自信が何に由来するかってやはり自分のよさを知っているからかと。
自分の能力とかそういう長所ももちろんそうですが、
自分の身体などにどれほど気を遣っているかもそうです。
ちょっと眉の手入れをしているだとか、
お肌の保湿に気を遣っているだとか、
髪型を気にしているだとか、服をよく選んでいるとか。
枚挙に暇がないですが、そういうちょっとした自分磨きの堆積？
なんかそういうものが人を輝かせるんだなって。
そう思ってさっきマツキヨでそういうグッズ買ってきました。
お肌もちもちスベスベマンになってやります。
何を言っているんだ。劄記します。
【良有㆑以也】まことゆえにあるなり
まことにもっともなことでさる。以は、
―新漢語林より
なんだか使ってみたいですね。
劄記42で紹介した「此あるかな」みたいな感じですね。
なんかこういうのかっこいいですよね。伝わらないだろうけど。
「アイツ、遊びまくってて単位落としたらしいよ」
「それは良ゆえに有るな」
何言ってんだこいつ。状況が状況なら格好もつきませんね。
【摩改】マカイ
不要の所をけずり改める。
―新漢語林より
マカイ。なんか魔界みたい。つよそう。
改良とも似てますが、微妙に違う気がします。
改良は文字通り何かしら改めて良くする感じですが、
摩改は特にいらない部分を削るって箇所に重点がありますね。
なんなら「改める」だから良くするとも言ってないです。
家具とか絵画やら何かしらをデザインする時に、
何か装飾が調和しないからその形を変えて良くするのが改良、
その装飾がもう邪魔だから取っ払うのが摩改でしょうか。
意外に使えそうです。そう言って使ったためしがない。
【磨淬】マサイ
刀剣などをみがく。転じて、人格や学識をきたえみがく。
―新漢語林より
魔界の次はめっちゃ跳ぶ民族みたいのが来ました。
今度は摩じゃなくて磨ですがね。ちょっと違う。
磨はともかく淬ってなんぞや。
これは「にらぐ」という動詞に当たるようです。
鉄を鍛える時に、赤熱してる時に水にぶち込むやつです。
焼きを入れるってやつでしょうかね。
原理とかは知らないけどそうすると刀が丈夫になるんだっけ。
磨いて焼きを入れる。いいですね、この喩え。
私も磨淬に絶えず励みたいところです。
どんどん人格や見識を練り直していきたい。
常に新しい物事を摂取するのを忘れない心持ちでいたいですね。
【満目】マンモク
①目のとどく限り。見渡す限り。
②(忘れられず)目の前にちらつくこと。
心に浮かび、ありありと見えるように思われるさま。
〔南朝梁、沈約、与㆓約法師㆒書〕音容満㆑目(オンヨウめにみつ)。
➡声と姿が(忘れられず)目の前にちらつく。
―新漢語林より
①はなんか見たことある気がします。これも普通に使える。
問題は②ですね。なんだかロマンチックです。
出典がどういうシチュエーションだかは分かりませんが、
これはなんだか恋情がありありと見えますね。
分かれた後も恋人の声やら姿がなんだか頭から離れない。
そういうなんとも胸がちょっと痛むような恋心。ロマンですね。
できればあまりそう苦しまない恋愛ができるといいですが、
なかなかそうできるものではないですよね。
各人の性格やら人格やら、あとは相性であるとか。
恋やら愛やらはまことに素敵なものでございます。
人生がとても華やぐものでございます。ご利用は計画的に。
【蠱る】まじく-る
《他四》
①まじないをして災いにかからせる。
②まぎらかす。ごまかす。
―広辞苑第六版より
まじくる。なんか魔法的な響きをしてますね。
助動詞「まじ」なんて連体形の一つは「まじかる」ですがね。
味楽るミミカの親戚でしょうか。蠱るミミカ。やだわ。
「蠱」の字は何かと知名度は低くないと思います。
「
なんかおぞましい系の意味合いがあるのは間違いありません。
「蠱」の字の意味としては「むし」「まじない」「人に害を与えるもの」
「悪い気」「まどわす」などだそうです。やべー字だな。
①に関しては災い呼び寄せてますからね。
アイツむかつくからマジ蠱るわ。こえー。
これはぶっちゃけ音が面白いから紹介したかっただけです。
引き続き紹介数が少ない五十音シリーズ、
今回は「ま」でした。マ。マ？
何を迷ったか、ま を飛ばして み を調べ始めていました。
ま を調べた形跡もありましたが、
何を紹介するか決めずに み に飛んでた。あぶないあぶない。
でもまぁ順番に紹介しなくてもいいよね、別に。
偶然にも面白い ま がけっこうブックマークされてたので助かった。
今回はコメントは短いけど5熟語紹介したってことで、
なんかまぁこういう感じもいいよね。ちょっと雑だけど。
そういう感じで今回はぼちぼちこれまで。また次回。
