十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記113

どうも、十九です。
まだうまいこと疲れが取れません。
でも着々とやるべきことは消化されてるので、
次第に楽になってじっくり休む時間も取れるでしょう。
もう少しの辛抱です。がんばれ俺。いけいけ。
でもまぁ8月に入ったら自動車の免許を取るために奮闘しますがね。
取ります、免許。オートマ。取れる気がしない。
3週間程度は教習所に拘束されますね。どうなることやら。
頑張って耐え抜こうと思います。今がんばれば後々楽になる。
うう、頭が重いし鈍く痛むぞ…… もうちょっと頑張って。
そういう感じで劄記していきます。



  【軫懐】シンカイ
  心を痛め、気にかける。〈楚・哀郢〉
     ―漢辞海第三版より


こういう感じのことを心がけています。
心を痛めてばっかりかは分からないけれども、
日頃から心を痛めてそうな人の心に寄り添い、
心の弱くて繊細な部分をそっと温めてやる感じ。
私がそうされて本当に嬉しくて救われたので、
私も人に対してそういう態度で接せたらいいなと。
あ、この人マイノリティっぽくて可愛そうだからやさしくしよ、
とかそういうボランティア的なノリにならないよう注意。



  【輯寧】シュウネイ
  ①安心させ、いたわる。〈書・湯誥〉
  ②平穏。
     ―漢辞海第三版より


こういう言葉が続いてますね。そういう気分なんでしょう。
自分がやさしくされたいならまず他人にやさしくしよう、
というような思いもあります。求めてばっかじゃアレなので。
見返りとかを求めてるという訳ではありませんが、
やさしくするに値するような人間性は持っておかないと。
やっぱり互助って大切なのです。ほんとうに。
他人を労るほどの余裕がない人もたくさんいるでしょう。
私だってそうです。年中自分のことでいっぱいいっぱいです。
バイトとかしてる知人を見ると本当にすごいなと思います。
それでも私はひとへのやさしさを欠かしたくないのです。
なんでだろうね。よくわかんないけどいっか。



  【輿櫬】ヨシン/シンをヨす
  ひつぎを車などに載せて後から従わせる。
  決死の意や死罪に服する意を示した。〈左・僖六〉
     ―漢辞海第三版より


字面がなんかかっこいいですね。櫬とか見たことないし。
櫬はやはり棺の意味だそうです。だろうね。
決死の意、の言い換えとして輿櫬の意とか言えるのかな?
死を覚悟してる感が出ますね。意味が伝われば。
あとひつぎを後から従わせるってもう完全にアレじゃん。
ドラクエじゃん。それしか思いつかないよ。
その場合はもう既に中身が入ってるけどね。
いつか輿櫬の思いで行動することが来るんでしょうね。



  【較量】コウリョウ
  ①くらべてはかる。
  ②捐得勘定をする。
     ―漢辞海第三版より


皆さんお気づきでしょうか。何にかって?
②なんですが、ちゃんと「捐得勘定」って書いてあったんです。
捐得勘定。あれ?気づきましたか。
得勘定だと思うんですよね、これ。誤植を発見した。
損が捐になってます。捐は「義捐金」とかに使いますね。
そういえば、って感じですが、「較」ってなかなか初見殺しですよね。
「交」は「コウ」だし、「校」「狡」「郊」「効」も「コウ」です。
「較」、なんでお前は「カク」なんだよ。どっからきた。
この場合は「コウ」と読むようですがね。ややこしい。
新漢語林を参照すると「カクリョウ」、
広辞苑第六版を参照すると「キョウリョウ」の読みもあるようです。
余計にややこしいわ。これだから漢字って不便なんだよな。
まぁそこを私は面白がってるからいいんですけどね。
人生においても色んな比較や損得勘定をしていくことでしょうね。
私もあれやんなきゃこれやんなきゃで頭がしばしば処理落ちします。
そういうときに落ち着いて損得勘定して優先順位をつけたり、
うまいことやる気を出したり心を前に向けたりできるといいな。




車の話が出たので車偏シリーズにしようと思ったのですが、
意外にネタがありませんでした。なんか扱いづらい熟語ばっか。
割と字母は少なくないんですがね。そういうこともあるよね。
そういえば漢字が生まれた頃の「車」と現代の「車」、
もはやほぼ全くの別物なのに同じ字や言葉が使われるの面白いですね。
こうして文化は受け継がれていくんだなぁ。しみじみ。
なんかよくわかんないノリになってきた。
もう疲れてんだな。さっさと休め。あ、やることあるんだわ。
そういうことなので今日はここまで。また次回。