十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記108

どうも、十九です。
ずっと前から言ってるやるべきことですが、
それがおおよそ完成しました!やったぜ!
頭を使う部分は完了して、あとは作業が残るのみです。
その作業にどれだけ時間がかかるかな…ハハ。
でもそう時間はかからない筈。そう信じたい。
そういうことなので割と気が晴れてます。わーい。
でも他のやることもまだ残ってるけどね。ひとまずOK。
そういうことなので劄記します。



  【心垢】シンク
  〔仏〕煩悩(ぼんのう)のこと。


  【塵労】ジンロウ
  ①〔仏〕煩悩のこと。穢れているから塵といい、
   心身を疲れさせるから労という。
  ②世間のわずらわしいかかわりあい。
     ―広辞苑第六版より


108回なので煩悩関連です。安直だな。
煩悩は梵語でक्लेश(kleśa)、クレーシャなどというそうな。
なんか妙にかっこいいね。梵語ラテン語並にロマンを感じる。
梵語、アジア系の言語の割にはヨーロッパっぽい音もするよね。
インド・ヨーロッパ語族とか言うしなんか関係あるのかな。知らん。
仏教用語の漢訳ってけっこうわかりやすくていいですよね。
心の垢とか、世の塵や労だとか。漢字のいいとこですね。



  【徒の火宅】あだのカタク
  はかなく苦しい現世。
     ―広辞苑第六版より


「火宅」というのは、煩悩が盛んで不安なことを、
火災にかかった家宅に喩えて現世のことを言うそうです。
なんか……ややよくわからない喩えな気がするな。
でもその家に住むのはやだな。火事は恐ろしい。
急な火災もそうだけど、煩悩って常につきまとうものだから、
なんかずっと燃えてる家に住んでるって喩えな気がする。
やだわそんなの。そりゃはかなく苦しい現世にもなるわ。



  【惛沈】コンジン
  〔仏〕心が滅入ること。心を不活発にさせ、沈滞させること。
  倶舎論や唯識で説く煩悩の一つ。
     ―広辞苑第六版より


私なんかしょっちゅう惛沈してますね。煩悩まみれ。
惛沈って名詞かな?動詞かな?どっちも使えそうか。
惛は、心に昏がついてるあたりでなんか察しがつくけど、
「くらい」「おろか」「まよう」「みだれる」などの意味があるそうな。
これが会意だか形声だかなんだか知らないけどまぁ意味が通るのでいいでしょ。たぶん。
できるだけ惛沈から脱出したいものです。



  【埃藹】アイアイ
  ①もやのように見えるほこり。砂煙。
  ②この世のけがれ。
     ―新漢語林より


アーイアイ アーイアイ このー世のけがれよー
動物のアイアイは "aye-aye" と綴るんですね。へー。
アイアイときいたらそのアイアイと和気藹々ワキアイアイが思いつきますわ。
和気藹々、なごやかな意味の割に字がゴツい。です。
「藹」は「さかん」の意味を中心にして、
もや」と見た目や音が似てるので「もや」の意味もあるようです。
ほこりや藹、それはまぁ穢れですね…
払えど払えどつきまとってきます、奴らは。いい喩えだ。




108回なので煩悩特集を組もうかと思いましたが、
特集を組めるほど知識やネタがありませんでした。ざんねん。
まぁやろうとした気概が大事なのでしょう。
大切なのは『真実に向かおうとする意志』ですからね。こじつけか。
アニメジョジョ5部ももう終わりですかね。はやい。
各キャラの生い立ちなどを色濃く描く群像劇の見応えあり、
その中やストーリー全体に絡む緻密なテーマ設計、
そこから得られる教訓などがかなり素晴らしいかと思います。
ジョジョはアニメしか見てないですが、5部はかなり好きですね。
雰囲気とかOP曲を中心にすると2部もけっこう好きです。
どれをとっても素晴らしいんだけどね。ジョジョ
いつか漫画を全巻読みたいけど、なかなか多いので機会が選ばれる。
まぁいつかね。いつか。ながい休みがある時にでも。
そういうことで今日はこれまで。また次回。