劄記62
どうも、十九です。
第二外国語で伊語を取っているのですが、
久しぶりにその授業で新しいことを学びました。
春休みの間は伊語に触れてなかったのでさっぱり忘れていたこともあるし、
なんか再帰代名詞とか直接目的語の代名詞とかよくわからない概念が出てきて、
久しぶりにめいっぱい頭を使ったのでやや疲れ気味です。
その割には帰宅してからMinecraftでレッドストーン工作をして遊んでましたが。
でも知らないことを知るのはやはり楽しいです。心のどこかが充実する。
だから私は辞書を繰ります。劄記します。
【踞ぐ】しりうた-ぐ
《自下二》
(ウタグは、ウチアグの約)
①腰をうかしてすわる。中腰でいる。
②腰かける。
―広辞苑第六版より
そんな動詞があったとは。しりうたぐ。
集合写真を撮る時とかほぼ必ず中腰になる人が出ますよね。
じゃあ前から2列目の方々は踞いでください。分かるか。
【保守退嬰】ホシュタイエイ
旧習に執着していて新しい方に進もうとしないこと。
―新漢語林より
今の日本ですかね。具体的に何といったらすぐ出てこないのがもどかしい。
はんこだとかジェンダーの押しつけだとかですかね。ちょっと微妙か。
あと「嬰」の時、嬰児と嬰記号(♯)以外の用例を初めて知りました。
熟語としては
【繁夥】ハンカ
しげくおびただしい。非常に多い。
―新漢語林より
「夥しい」で「おびただしい」と読みます。割と認知度は高いかな。
なんか多そうな見た目してるし「-しい」も加わってなんとなく読めそう。
ていうかこいつ熟語あったんだ。やるべきことが繁夥だ、とか言うのかな。
広辞苑でも調べてみたら「
意味は言わずもがなです。めっちゃ多かったら繁夥か夥多を使うとかっこいいでしょう。
【温藉】オンシャ
心広く包容力があってやさしいこと。
―広辞苑第六版より
最高にやさしい言葉だ。流行れ。全国認知されろ。
心が広くて包容力があってやさしい。疲れ切った日本人が心から求めるものでは。
彼は温藉な人だ、とか言うんでしょうか。違和感ないね。
ちなみに籍ではなく藉なので注意。草冠です。耒は払っても払わなくてもいいかと。
言葉だけでなくそういう人がどんどん増えてほしいです。
私は人からやさしくされたりしたいので自分からやさしくしようとしたりしてます。
他人に八つ当たりとか愚痴吐いたりしてもしょうがないしね。あまり得がないと思います。
やさしくする余裕もないほど疲れるときもありますが、その時はその時です。
私は一人で時間が過ぎるのを待つか、その状態を理解してくれる人と話したりします。
とにかく広がれ、やさしさの輪。
温藉とかいう素敵ワードを知ってしまって興奮しています。
本当に認知されてほしい。温藉温藉。恩赦っぽいのもややいい。
今日は冒頭にも書いたように若干疲れ気味なので早めに切り上げます。
それではまた次回。温藉。