劄記58
どうも、十九です。
この間の微恙が微妙に続いています。絶妙にだるい。
まぁ普通に動けるので用事は済ませてきましたが。
普通に動けはするけどびっみょーにだるいです。
あと色々あって心もしんどい最中でもありますが…それは別件。
最近ぜんぜん劄記出来てない気がするので劄記しましょう。
【鼎俎】テイソ
①かなえとまないた。料理の用具。
②鼎で煮られ、俎上で切られて死ぬこと。一般に、死ぬべき運命。
ー広辞苑第六版より
久しぶりの割にチョイスが不穏ですね。そういうことです。
②がなんかいい。死ぬべき運命。俎上の魚みたいな感じでしょうか。
でも使い方がいまいちよく分からないような気がする。
鼎俎から逃れる術はない、みたいな感じなんでしょうかね。そういうことにしよう。
【狼疾】ロウシツ
①心がみだれていること。
②心がみだれて反省するのとのできないたとえ。
おおかみは、よくふり返るが、病気になるとそれができないのでいう。〔孟子、告子上〕
―新漢語林より
①も②もとても身に覚えがある。図星すぎて痛い。
こういう言葉を見つけるとなぜかちょっぴり安心してしまう。
自分の弱さを形容する言葉を見つけた、自分が収るべき箱を見つけた、って感じ。
だからといって問題の解決には何一つ繋がらないんですがね。
繋がらないことはないかも。こういう症状があるというのを明言化できたのだから。
そこからどう動くかは本人次第です。心の乱れをできるだけ正したいところです。
【瑟瑟】シツシツ
①さびしげに冷たく吹く風の音の形容。
②さびしい様子や色の形容。
―新漢語林より
②がいいです。様子や色というので、いろんな物に使えそうですね。
私はいま瑟瑟としてカタカタとキーボードを打っている訳でして、
その静かに響く打音もまた瑟瑟としているのです…。
瑟瑟、寂しい人の便利ワードですね。
【転楽し】うただの-し
《形シク》(「うた」は「うたた」の意)
無性に楽しい。
―広辞苑第六版より
なにがなんだかよく分からないけど無性に楽しいこと、ありますよね。
爪を切って磨くこととか、知らない駅で降りて知らない店に入ったりとか、
緩衝材のプチプチを潰したりとか、親友と他愛もない話をしたりとか。
あとは、ある意味だと恋とかでしょうか。理由がなくても無性に楽しい。
あの妙に現実味のあるようなないような浮遊感がたまらなかった。
あれによってかなり苦しめられたり幸せにされたりしましたね。
これから私はその苦しみと幸せをどれほど享受していくのだろう。
今日はこのくらい。段々とネタが尽きてきました。
いや、ストックはまだまだあるのですが、「なんか違うな」ってのが多いんです。
単語にコメントを寄せる形式を取っているので、コメントしやすい言葉がいいんです。
「なんか好き、以上」っていうのは個人的に許せないんです。つまんないじゃん。
だから4行くらいコメントできそうな単語をチョイスしたいのですが、
そういう言葉のストックが切れてきているらしいのです。困った。
コメントしづらい単語もなんとかコメントするっきゃないですね。がんばろ。
それではまた次回。