十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記148

どうも、十九です。
今晩も遅くまで用事があるので、
午前のうちに劄記しておきます。有言実行。
久々の劄記ですね。10日ぶりくらいですかね。
それはそうと11月になってしまいましたよ。
早すぎやしませんか。もう年末が近いですよ。
この間夏休みが終わって9月になったばかりじゃないですか。
それで気づいたら10月になってて、
その10月さえも気づいたら終わってました。
時間の経過があまりに早いですね。ひえー。
時間を大事に、適切に、効率よく使いたいです。
タスク管理とかをしっかりしたいです。劄記します。




  【煙霞療養】エンカリョウヨウ
  都会を離れて空気の清浄なところで療養すること。
     ―広辞苑第六版より


そんな言葉あったんですね。素敵です。
「煙霞」は文字通り煙と霞、
転じてぼんやりとかすんで見える風景を指すそうな。
ここでは豊かな自然とかそのくらいの意味でしょうか。
場所にもよりますが、都会の空気はやはりおいしくないです。
渋谷とか特になんかアレですね。駅からしてすごいです。
初めて渋谷駅に行った時とか衝撃的でした。
ホームに出た瞬間から空気がなんか澱んでるんですもの。
これが都会の空気か………って感じになりました。
まぁ慣れですよね。好きではないですが慣れました。
私にはほどよい田舎が性に合います。
交通がよくてちょっと移動すればすぐ都会に行けるくらいの場所。
たまには自然を摂取しましょう。



  【蜂窩・蜂窠】ホウカ
  ①はちの巣。蜂房。
  ②小屋をいう。
     ―新漢語林より


蜂の巣にしてやるぜ!!って時に使いましょう。
分かりやすい字面ですね。分かりやすいです。
燕の巣ですが、漢名を燕窩エンカと言います。巣の意味に使われます。
もうちょっと有名なやつだと眼窩ガンカでしょうか。目のくぼみですね。
こちらは巣じゃないけど穴なのでなんかニュアンス通じます。
窠は知らないです。初めて見ました。
でも字面が巣っぽいのでなんか通じるでしょう。雑。
ハニカム構造を「蜂窩構造」とか書いたらなんかかっこいいですね。
適当にググったら「蜂窝结构(蜂窩結構)」とか言うらしい…?
やっぱりなんかかっこいいですね。



  【拗け人・佞人】ねじけ-びと
  ①心のひねくれた人。
  ②悪人。
     ―広辞苑第六版より


「佞人」がなんかいいです。なんかいい。
今の「ねじける」とこの語が指す「ねじける」に、
どれほど差異があるかは分からないですがね。
「佞」の字を当てる感じなんかちょっと違う気もする。
姦佞の佞ですからね。人にへつらうとかよこしまとかそういう意味。
でもいわゆる道徳からちょっと外れてる、
みたいな意味ならねじけてますかね。まあいいか。
そういう風に使えばそういう意味で解釈されるでしょう。



  【燃犀】ネンサイ
  (東晋温嶠オンキョウ
   犀の角を燃やして怪物がいるという淵の底までも明るく照らした故事から)
  物を見抜く明があること。明晰。
     ―広辞苑第六版より


劄記116で「霊犀」というのを紹介しています。
こっちの犀もなんかいい感じの意味でした。
犀ってなんか霊妙な力があるんでしょうか。不思議です。
というか犀の漢字とかがあるってことは、
その辺の時代から多少は犀に親しみがあったってことでしょうかね。
象とか犀とか貘とか、日本語でも漢語で呼ぶ動物、いますよね。
あとは蝶とか菊とかが思いつきます。菊は植物だけど。
慧眼とか言ってもいいんですが、なんか手に垢付いた感あるんですよね。
そういうときに燃犀とか使ってみましょう。
燃犀の品詞がよく分からないですが、
「燃犀の見」という言葉があるようなのでそれを使いましょう。




久しぶりに劄記しました。ちょっと筆の乗りが悪いですね。
そういうこともありましょう。お疲れだし。
10月の気候やら気圧やらはだいぶおかしいもので、
調子を崩さなかった方がおかしいみたいな意見も見ました。
気象学だかメンタルケアとかその辺の人だったと思います。
とにかく寒くなるなら寒くなってほしいです。つらい。
体調管理、気をつけても自然には敵わない時がありますよね。
とにかく健康になりたいです。また次回。