十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記54

どうも、十九です。
最近は元気があったと思えばなかったりします。
でも幸いそれを支えてくれるような人と巡り会えたため、
なんだか気持ちがぽかぽかしております。
私は落ち込んだら数日は全力で落ち込んで戻ってこないような性分だったのですが、
助力のおかげで一日どころが一時間弱くらいで恢復するに至りました。
人と人で支え合うのって大事で素晴らしくて素敵なことですね。
優しさの連鎖がいろんな人に伝播してほしいものです。
そんなこんなで劄記します。



  【棲遅・栖遅】セイチ
  (「遅」はたたずむ意)
  ①[詩経(陳風、衡門)]ゆったりと心静かに住むこと。
   ゆっくりと休息すること。
  ②官に仕えず、世を避けて田野に隠遁すること。また、そのすまい。閑居。
     ―広辞苑第六版より


いいですね。①も②も好きです。そういう住まいをしたい。
私は普通の人間にはなるまいと思って生きてきました。
そんな激動の人生もいいですが心の平穏というのは欲しいものです。
ゆっくりと、時間や義務などを気にすることなくゆっくり過ごしたい。



  【鷇食】コウショク
  子鳥が母鳥の養いを受けるように、他から恩恵を受けること。〔荘子、天地〕
     ―新漢語林より


鷇の字、見づらいですね。です。
同じ字で同じことを劄記21でやってるようです。またかよ。
たとえがなんか好きですね。まさに恩恵を享受するって感じで。
私もその件の人から鷇食しているわけです。恩寵を受けて安らぐ…いいです。
子鳥のように甘えてばかりでなく返すものも返さないとですね。



  【含情】ガンジョウ・ジョウをふくむ
  ①風情のあること。
  ②感情をおさえて胸中におさめておく。
   思うことをそれとなくそぶりで見せる。
     ―新漢語林より


②、意外と使えるのでは。そんなシーン割とある気がする。
ちょっと道塞いでて邪魔だからどいてほしいなーとか、
お前ちょっと公共の場で声が大きいんじゃないかなーとか。
情を含む機会は多くても、「情を含む」を使うことは少ないか。
なんだかちょっぴり残念。「あ、いま情を含んでるわ…」とか思ってください。



  【婉孌】エンレン
  ①年若くて美しい。
  ②愛ししたう。
     ―新漢語林より


「婉」も「孌」も「したう」みたいな意味があるそうです。
「愛する」みたいな動詞の語彙をなんか増やしたいですね。
恋愛でも親愛でも、やっぱり人を愛していきたいので。
「愛」を "love" の意で使うようになったのはけっこう最近のことらしいですね。
詳しくはよく知らないのであまり言いませんが。




本当になぜここ最近は更新が遅くなっているんだろう。
あと4熟語しか書く気力がない。地味に疲れるんだもん。
本当にこれは近々毎日更新が辛くなりそうです。
今のうちに書きたいこと書いておこうかな。
幸せに、楽に生きられたらいいな。また次回。