劄記19
どうも、十九です。
やっと余裕をもってPCから更新できるようになりました。
と思ってたら23時くらいの更新になってしまって焦る。
最近はなんだか暖かくなったと思ったら寒くなったり、
衣服の管理が妙に難しい季節になりましたね。
三寒四温とは何だったのか。三寒一温くらい？
体調の管理はみなさんも是非お気をつけください。
私は毎年のようにインフルエンザにかかるタチなんですが、
なぜか去年と今年は貰っておりません。
しかも今年は予防接種を忘れたのに風邪を引く気配すらない。
健康なのはまぁ良いことです。劄記します。
【不欺暗室】アンシツをあざむかず
暗室を欺かず
くらい部屋でもやましいことをしない。
人の見ていない所においても身をつつしむたとえ。
「不侮暗室(アンシツをあなどらず)」も同意。〔宋氏、呂希哲伝〕
【不愧于屋漏】オクロウにはじず
屋漏に愧じず
人の居ない所においても恥ずべきことはしないこと。
ひとりをつつしむこと。〔中庸〕
―新漢語林より
大事なことですね。ジョジョの第5部でそんな感じのことをポルポが言ってましたね。
「フラーという１７世紀の神学者が言った。
『見えないところで友人の事をよく言っている人こそ信頼できる』」
引用の引用になってしまいました。なんだこれ。しかも割と主旨が違った。
さすがにプライベートな時間のやましさとは別の話だと思います。
ゴミをポイ捨てするだとか、部屋着がだらしないだとか、
ちゃんと手を洗わないだとか、云々……？なんか違う気がしてきた。
信号無視はなんかちょっと考えようによるのでパス。
基本的には車が来る気配がなくても誰も見てなくても守りますが、
気分と急ぎ具合によっては丁重に確認してから無視します。
いちおう無視する罪悪感はありますが、完全に安全な信号を待つのもどうかなと。
妙に長くなってしまった。次。
【矮子看戯】ワイシカンギ
身長の低い人が高い人の後にいて観劇すること。
前人の批評をきいて、考えもなくそれに従うこと。
識見がないたとえ。矮人看場とも。〔朱子語類〕
―新漢語林より
付和雷同みたいな感じでしょうか。そういや雷同って何だよ。
雷が鳴るといろんな物が響くことから来てるらしい。分かりづらい。
それに比べると矮子看戯の方が分かりやすいかも？
あまり付和雷同も矮子看戯もしたくないものですね。
インターネットは便利ですが、あまりに情報の送受信がしやすくなったため、
正確な情報とそうでない情報が交錯することになってしまいました。
しかも正確じゃないのに限って声が大きかったりします。厄介。
ちゃんと調べましょう。そのために英語文献を読むことになったり…
英語文献も分かりやすいやつなら読んでて楽しいのでヨシ。労力使うけど。
【誣説】フセツ
①無いことをあるように言う。
②いつわりのうわさ。根無しごと。
―新漢語林より
①、わりと需要があるのでは。
「あることないこと言う(10字)」が「誣説する(4字)」に圧縮できます。
嘘をつく、でもなく無いことをあるように言う、です。
意外とありそうでない熟語な気がします。レアですき。
あ、ちなみに私は嘘つくのは苦手です。
嘘のための嘘を重ねると絶対にボロがでるし、
そもそも顔とか声とか表情とかにめっちゃ出ます。正直なので。
【支え・閊え】つか-え
①物事がとどこおりふさがること。さわり。故障。
②(「痞」と書く)癪などで胸がふさがるようで苦しいこと。
③ささえ。支柱。
―広辞苑第六版より
「閊え」のナニコレ感が素晴らしい。どうやら国字らしい。
門の中に山があると何かつっかえるのか？分からない。
あと「痞」も素晴らしい。胸がふさがる病って感じがすき。
よく痞で苦しむのでこれからいっぱい使おう。読めなくても知るか。
【火退・燹・逆焼】ほそけ
野火などの燃えて来るのに対し、
此方からも火を放って焼き立ててこれを防ぐこと。
むかいび。〈倭名類聚鈔(12)〉
―広辞苑第六版より
なんか戦国モノの大河ドラマかなんかで見たことある…？気のせいか。
そんななんか男のロマン的な名詞があるんですね。素敵。
「燹」のなんだこれ感もすき。「
戦いのために起きる火事のことを言うらしい。へー。
にしてはめっちゃ豚が焼けてそうな見た目をしている。おいしそう。
今日は無事に劄記できてよかったです。ギリギリ日付変わる前ですが。
そろそろ劄記以外の更新もまたやりたいですね。
明日か明後日あたりにやってみることにします。
そう言っておけばきっとやるはず。任せたぞ、俺。
それではまた次回！
