十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記176

どうも、十九です。
今日はクリスマスですね。だからどうしたという訳ではないですが。
生憎私はクリスチャンではないので、
ただ世の中の風潮に合わせてクリスマスだいえ~~いってなってます。
でもまぁやはりそういう祝い事のムードはいいものですね。
クリスチャンじゃないにせよクリスマスのちゃんとした理解をしておきたいな。


それはそうとして今日はいろいろありました。
といっても詳細には話せませんが私のための日記としておきます。
よりよく生きるためにいろいろやっていかなければなりませんね。
自分の性格や性質を把握して、それと適切に向き合うのが主だと感じてます。
私は特に視界が狭まったり、目的と手段を履き違えたり、
完璧主義っぽくて最初から完全かそれに近いものを求めがちなので、
そういう性質を把握した上でいろいろと行動していきたいところです。
悩んだりした時にもっと柔軟に違う視線で見る練習とか。
そうやってより苦しくなく生きるには私には練習が要るのですが、
その練習も最初から完璧にこなそうと思わないことですね。
まだまだ人生は長い(はず)です。ぼちぼち頑張ります。
そういう感じで劄記していきましょう。




  【鬱密】ウツミツ
  ふさがりこもって開かない。
     ―新漢語林より


いきなり暗めの出だしですが大丈夫でしょうか。
「鬱塞」とかともなんか微妙に違いそうですね。
ただふさぐだけじゃなくて「開かない」のが重要そうです。
そりゃ「鬱」とかつくしもう、心の扉みたいなものであるとか、
あとは頭のなかでグシャグシャに固まった視界みたいな感じ。
私はどうもやはり鬱密としがちなのでやはり気をつけたいです。
気をつけるというか、そうなりやすいのを受け入れることでかね。
そうなっちゃうのはしょうがないので、
それを受け入れた上で建設的な行動を取れるようになりたいです。
ところで「鬱密」って品詞は何なんでしょうか。
私は形容(動)詞っぽく見えたのですが、
説明は「開かない」で終わっているので動詞っぽい感じもするんですよね。
「鬱」「密」ともに動詞と形容詞と意味がある感じしますし。
……ってことはどっちでもよさそうだな!



  【刖趾適屨】ゲッシテキク・ゲッシしてクにテキせしむ
  足を切ってくつに合わせる。本末を転倒するたとえ。〔三国志魏志、明帝紀、注〕
     ―新漢語林より


くつの字がゴチャゴチャしてますね。です。
そしてこの言葉もなかなか的を射ていますし図星です。
なんかシンデレラの原作は姉妹の方が足を切ってガラスの靴に合わせたとかなんとか聞いたことありますが、
あれって本当なんでしょうかね。割と嘘だったりして。
今かるーく調べましたが、原作っぽい原作が何種類かあるっぽいですね。
年月やいろいろな人の口や文章を経て変わった部分もあるだろうけど、
足を切って靴に合わせたみたいな記述は一応あるっぽいです。
にしてもまぁ色々合わせて本末転倒ですよね。
私も多分そういう判断をしていることが多々あるんだろうな。
心が凝り固まるのに早く気づけるようになったり、
あるいはそもそも凝らないようにしたいです。



  【足恭】スウキョウ
  [論語(公冶長)「巧言令色足恭なるは、左丘明之を恥ず、丘もまた之を恥ず」]
  (スウは慣用音。「足」は過ぎる意)
  うやうやしさの度が過ぎること。おもねりへつらうこと。すきょう。
     ―広辞苑第六版より


足ってスウとも読むんですね。多分それなりにレアなパターンです。
謙遜したり恭しく振る舞うこともまたもちろん重要ですが、
確かに度が過ぎてしまってはよくない場合が多いでしょう。
やたら嫌味ったらしく聞こえたり、固すぎてよくない印象を与えたり、
相手にも気を遣わせすぎてしまう場合とかが考えられます。
私も余計な気遣いとかが多いことがあるので注意したいですね。




  【鶻突】コツトツ・コットツ
  あいまいにしておくこと。
  はっきりしないままにごまかしておくこと。糊塗コトの転音。
     ―新漢語林より


糊塗する、けっこう便利というか使いどころがある熟語だと思いますが、
あまり見かけない気がします。それなりに一般的な語彙じゃないでしょうか。
曖昧模糊も「糊」がついてて曖昧の意味ですね。そういうことかな。
「糊塗」だとなんか糊を塗ってるみたいな感じになってよく分からないですが、
「鶻突」と書くと更によく分からなくなってかっこよさが若干増します。
まぁどっちを使っても通じないならあんまり意味がないですけどもね。
しかし私が言葉を調べるのは実用性のためだけではないのです…!





今日はあまり筆のノリがよくありませんね。
でもやはり続けていくことが大事です。
気分に左右されない、されすぎない心を形成するのです。
ですが後書きする力が若干足りないのでこの辺でよしておきます。
そういうことでまた次回。