十九綴

tsudzu-tsudzuri

道化師

どうも、十九です。
昨日はうっかりブログを更新し忘れましたね。
30日くらい更新続いてたのにね。残念。
そういうこともあります。コツコツいきましょう。
今日は例のやるべきことの終わりが見えました。
ほぼ完成して、ほぼ完成の報告を入れて、
あとは最後の仕上げをするのみです。
ようやく解放されてゆっくり休めそうです。
自分の授業やら生活やら娯楽やら、
いろんなものを削ってまで頑張りましたよ。
果たしてその削りが有意であったかは分かりませんが、
とにかく収穫は少なからずあることでしょう。
何かしらの形で報われることを信じます。
今日も更新してる気力と時間がないので、
さっと曲を紹介して終わります。

モーリス・ラヴェル 作曲 組曲『鏡』より 第4曲『道化師の朝の歌』です。
このピアノ組曲の中では最も有名な曲ですね。
私は太鼓の達人で初めて知りました。一応リンクしときます。
原題は "Alborada del gracioso" となっており、
「Alborada」はスペイン語で「朝の歌・曲」を指すそうな。
夜の曲といえば「小夜曲セレナーデ」や「夜想曲ノクターン」が有名ですが、
朝の曲ってあまり聞かないですよね。なぜかな。
朝あるいは夜明けの歌や曲、
とりわけ夜明けに別れる恋の曲を「オーバード(Aubade)」と言うようです。
Aubade はフランス語、Alborada はスペイン語です。
漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクター、ブルックの技にも、
夜明曲オーバード・クー・ドロア」というのがあります。剣で突く技です。
そこでは「夜明曲」と書かれていますが、
オーバードに特定の漢字表記は浸透していないようです。
Wikipediaの「オーバード」の項目に中国語版はなかったです。
組曲『鏡』の項目には「丑角的晨歌」と書かれていましたが。
「晨」はまさに朝や明け方の意味なので「晨歌」がそれでしょうね。
あと中国語の「音楽形式列表」という項目には、「晨曲」とあります。
「夜曲」に対してなら「晨曲」として、「小夜曲」や「夜想曲」に対するなら、
「晨明曲」「早晨曲」「晨想曲」などと書くのはどうでしょう。
こういうの考えたり調べたりの楽しいですよね。ちょっと気休めになりました。
そういう感じで今回はこれまで。また次回。