十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記51

どうも、十九です。
今日は低気圧が襲ってきていたらしく、
あまり調子が上がらずにうだうだしてました。
でも午後に出掛ける用事があったので頑張って行きました。
雲行きが怪しかったので、ちゃんと予報を見て傘も持ちました。
帰る頃には雨が降ってたので機能した。えらいぞ私。
気分が上がったと思えば下がったり、どうも不安定でかないません。
なのでまたサックリ劄記します。



  【踽踽】クク
  ①ひとりで行くさま。「独行踽踽」
  ②親しむもののないさま。「踽踽涼涼」
     ―新漢語林より


さみしい言葉ですね。時として私も踽踽となります。
狭くて薄暗い、深い夜の森を一人で歩くような…
そういった果てしない孤独を感じることがあります。
共に支え合い、歩を共にするような人がほしい…



  【綏綏】スイスイ
  ①つれだって行くさま。
  ②つれあい(配偶者)をさがし求めるさま。
  ③雨・雪などの降りそそぐさま。
  ④水のそそぎ落ちるさま。さらさら。たらたら。「綏綏灑灑(サイサイ)」
  ⑤安らかなさま。
     ―新漢語林より


踽踽としてかつ綏綏(②)となるわけです。かなしい。
配偶者というか、相棒というか…ざっくりパートナーとでも言えるのでしょうか。
一人の素晴らしさもあります。それはもう十分に理解しました。
身も心も、考えの根柢も何もかもが違うけれど、
心のどこかがピタリと重なり合うような人と共に過ごす時間というのがこれ以上なく甘美なのです。
そうしていずれ綏綏(⑤)として生きられれば、と切に願います。



  【孕句】はらみく
  ①詩文や連歌俳諧で、あらかじめ考えておいた句。
   宿構(しゅっこう)の句。
  ②転じて、以前からの考え。
     ―広辞苑第六版より


以前から考えていたんですが、というフレーズが二字に圧縮できる。
これは孕句なんですが――。伝わるかはさておき。
伝わればかなり便利な言葉ではありそうですね。流行れ。



  【幻妻・衒妻】ゲンサイ
  ①他人の妻をののしっていう語。
  ②女を卑しめていう語。
  ③よたか。淫売婦。
     ―広辞苑第六版より


差別的な言葉のようですがお許し下さい。
字面がどうも二次元の嫁みたいな風に見えたもので……
どうやらそういう感じの意味はないようですが。
そういう意味でも追加しちゃいましょうか。でも差別的な語だからやめよ。




やはり元気はないときはそういう言葉ばかり目に付きますね。
久しぶりに体調管理の側面を発揮したような気がします。
春で色々が一段落つく季節ですから、私もそれなりにゆっくりしてました。
変化する環境とか強いられる課題からある程度解放されて調子も安定してたのです。
それももう終わりを迎えようとしています。また激動が始まる。
そうした時にはこのブログも毎日継続は難しくなるかもしれませんね。
まぁ実際のところ毎日継続する必要性はないんですけどね。
その時になったら考えます。それではまた次回。