十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記215

どうも、十九です。
昨日までぽかぽかいい天気だと思ってましたが、
なんか今日は雪が降りました。何事?
私の地域だと雪というか霙って感じでしたけどね。
でも昨日まで本当に「春だな~」って感じだった天気が、
打って変わって冬に逆戻りするって。三寒四温ってレベルじゃねーぞ
もちろん低気圧もやってきてるらしいので、
低気圧に弱い私は今日もダウン気味でした。マジでやめろ。
あとなんか知らないけどくしゃみがめっちゃ出ます。
部屋と部屋の寒暖差とかでもくしゃみ出るタイプなので、
なんか多分そういうやつが働いているんだと思います。
ひとまずちゃんと休んだ方がいい日だと思うのでぱっと劄記します。





  【闇龗】くら-おかみ
  (「くら」は谷の意)高龗たかおかみと共に、水をつかさどる神。
  古来、祈雨・止雨の神として有名。京都の貴船神社の祭神。
     ―広辞苑第六版より


界隈では多分そこそこ有名な字です。多分。
でかくすると です。雨と口3つと龍。
画数ゴリゴリで龍とか付いてるし、
更には闇とかついてて神様の名前であるって。
中二病が喜ぶ要素がぎっしり詰まっていますね。
広辞苑には「おかみ」単体でも項目があって、
そちらには「水の神。雨雪をゆかさどる神。竜神。」と書いてあります。
あと高龗で調べると闇龗にリダイレクトされるので、
なんとなく気になってググってみました。
するとまぁだいたいWikipediaに辿り着きますよね。
曰く「淤加美神おかみのかみ」と呼ばれる神様がいるそうな。
おかみのかみ。めっちゃかみかみですね。
詳しい出自?はとりあえずそちらを参照しといてください。雑。
あとそのページには、「龗」が龍の古語である旨が記載されていました。
そうなんですかね。出典とかよく分かりませんがなんか面白そう。




  【霎時】ショウジ・しばし
  少しの間。短い時間。
  「愈居所が知れて見ると、矢も楯も堪らなく引立てに来たかつたが、
   待て霎時しばし、哲也が居てはおいそれとは渡すまいと、
   歯をくいしばつて辛抱し〔其面影〕」
  「自分は今、茲に霎時しばらく、五年前の昔に立ち返らねばならぬ〔葬列〕」
  ◇「しばらく」とも読む。
     ―新潮日本語漢字辞典より


これが書いてあるページを見ている時に鼻水が垂れて萎えました。
まぁ何度かやったことあるし……そゆこともあるよ……
ひとまず気を取り直して。こういう当て字好きです。
地味に潰れて見づらいですね。です。雨に妾。
妾は「わらわ」「めかけ」などと読むことがありますね。意外と出てくる。
それでもって霎には小雨の意味があるそうですよ。
そこから転じてひとしきり、しばらくの意味もあるそうな。
小雨ってそんなに短いものでしたっけ。時期とか地域にもよるか。
でもなんだろう、絶妙に短いけど長いみたいな時間な気がする。
「あ、これ傘いるかな?」とか「ちょい雨宿りすればいけるだろ」
みたいな雨、たまに経験しますわ。けっこう迷うやつ。
そういうやつ、すぐに晴れたり思ったより降ったりまちまちですけど、
いずれも絶妙な程度で降りますよね。なんでだろね。
そういうニュアンスを出したい時にもしかしたらいいのかも。知らんけど。




  【氛曀】フンエイ
  くもる。くもり。
  〔湛賁、日五色賦〕斂天宇之氛曀
     ―大漢和辞典より


実はこいつを雑記の記事名にしたことはあります。これです。
低気圧にやられてた日の記事ですね。だから氛曀です。
これは動詞としても名詞としても使える感じなんでしょうかね。
出典を見てみると直前に「之」があるから名詞っぽいです。
それと大漢和辞典を出してきたのにはちょっと訳があるのです。
今日は天気が変だから部首「雨」で縛ろうと思ったのです。
でもそれは前もやったことあって意外と面白いのがなかった記憶があります。
そうだ、そういう部首が他にもあるじゃん。
「气」です。こいつを使う一般的な字って気と汽くらいしかないですよね。
で、コイツはコイツで収録されてる字とか熟語もなかなか少ない。
そこで大漢和辞典に頼ったのですが、それでもまぁあまり面白いのがないんです。
やっとこさ選んだ言葉がコイツです。取れ高微妙~~~~~~。
ちなみに「氛」は「悪い気」みたいな意味が強いらしいので、
特に悪い感じがする曇りの日にはこれを使ってみるといいのかな。




  【霉爛】バイラン
  ㊀甚だ大切にする。
  ㊁濕氣で腐る。かびただれ。
     ―大漢和辞典より

どっちもごちゃっとしてますね。霉爛です。
出典は入力が大変だしそもそも私が読めないので割愛。
㊀がとにかく気になるのですが、
㊁が邪魔して使うに使えないんですよね。
あとそもそも霉は「梅雨」「かび・かびる」「湿気」みたいな意味らしく、
他の熟語を見てもそういう感じのやつしかないんですよね。
そこになぜ㊀の意味が生まれるかというのが謎でしかありません。
かびるくらい、かびても気にしないくらい大事にするんでしょうか。
いや大事ならそんくらい気にしようぜ。ちゃんと管理してやれ。
あと爛ですよ爛。これ「ただれる」って読みますよね。
字面を見ればまんまかびて爛れることじゃないですか。
マジでどこに大切にする要素があるんだろう。不思議です。






くしゃみをたくさん出しながら書きました。つらい。
鼻炎薬を飲んだんですがちょいとよくなりました。
くしゃみしすぎると色々な部位に悪影響が出るのでいやです。
いまは咽頭?軟口蓋?あたりが痛いです。ちくしょう。
あと無駄に体力を使うので体が火照るのですが、
かといって涼しくすると普通に寒く感じるし、
暖かくしてもそれはそれで暑いという状態になります。
今日はあんまりいいことないなぁ。そういう日もあるか。
その割には劄記してるしそこそこ動けたし。よしとしておこう。
なんだかこの先めっちゃ気候がコロコロ変わるらしいですので、
皆様も体調にはお気を付けください。また次回。