十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記172

どうも、十九です。
今日はやっと多少の進捗が生まれました。
でもまだまだ。遅い。もっと進めないと。
しかし今日はなんだかボーッとします。
一応作業は進んだけれど午後からあまり手についてないし。
今はけっこう頭がだるめです。疲れてんのかな。
あとあまり天気とか気圧とかもよくなさげですね。
その辺のこともあるんでしょう。仕方がないね。
あとこういう作業に集中してる時とか、
ブドウ糖がなんちゃらとか聞くのでラムネを買ってきました。
森永製菓のアレです。飲み物とかじゃなくて。
このお菓子、昔はそんなに好きじゃなかった気がするのですが、
今食べたらけっこう好きですこれ。美味しい。
あるいは汗かいた後に飲むポカリの方が美味いみたいなアレかな。
ラムネ、今後の作業のお供になるかもしれません。
そういう感じで頑張って劄記してきます。




  【儋石・担石】タンセキ
  (「儋」は2石、「担」は1石、共に中国の量目の単位)
  わずかな量。転じて、わずかなこと。
     ―広辞苑第六版より


胆石ではありません。けっこう似てる。
「儋石の儲け」「儋石の禄」という慣用句もあるようで、
前者はわずかな米穀のたくわえ、転じてわずかなたくわえ、
後者はわずかの扶持・俸禄のことを言うそうです。
扶持とか俸禄って今でいう給料みたいなもんですよね。
儋石の禄である人はこの世の中けっこういると思います。
一部のブラックな企業が悪いのか、
世の中に全体的にいる恣意的な経営者が悪いのか、
あるいは政治全般か労働者の声上げだかなんだか……
どれか一つだけが悪いということはないんでしょうけどね。
私もいずれ働くことになるんでしょうが、いろいろと怖いです。



  【水粒・泡沫】み-つぼ
  水滴。水の泡。みずたま。
     ―広辞苑第六版より


「泡沫」で「うたかた」と読むのはもうかなり有名ですね。
ですがこんな読み方もあるそうですよ。和語っぽいね。
でも「うたかた」は水の泡、転じて儚く消えやすい存在みたいな意味ですが、
この場合は「水滴」「みずたま」とも書いてありますよね。
一応「水の泡」とも書いてありますが、どうやら。
でも「水粒」って水滴感がものすごいし、
「みつぼ」も多分「みずつぶ」あたりから転じたやつだろうし、
やはりこっちは水滴なんでしょうかね。
儚さが水滴レベルか泡レベルかで「泡沫」の読みを変えるとかどうでしょうか。



  【権宜】ケンギ
  ①時と場合に応じて適宜に処置すること。臨機応変のはからい。
  ②一時の都合。
     ―新漢語林より


なかなか面白い言葉です。割と痒いところに手が届いた感。
ちなみに広辞苑には①の意味しか書いてありませんでした。
まぁその時々に応じた対応がいい意味の時もあるし、
その時々のごまかしみたいに対応する狡猾な人とかもいますしね。
これは①も②も名詞として扱えばよさそうな感じですね。
でもそうしたら動詞っぽく使いたい時はどうすれば……?
「処置すること」のニュアンスはあるので、
「権宜を施す」とかそんな感じでいい……のかな?よく分からない。
いやでも割とそれっぽいかな。破綻はしていないはず。
いい感じにやってきましょう。権宜権宜。



  【騎虎之勢】キコのいきおい
  物事の中止しにくいさま。虎に乗って走れば、
  非常な勢いなので途中でおりることはできない意。乗りかかった舟。
     ―新漢語林より


これもまた使いやすそうです。乗りかかった舟とはまた違うニュアンスだ。
「乗りかかった舟だ」だとまぁ舟にもよりますが、
たぶんエンジン付きの舟を想像する人ってあまりいない気がします。
比較的ゆっくりしているというか、もう出発したししょうがないよね、
という感じで認識されると思います。
しかし「騎虎之勢」ってもう「勢い」って言ってますし、
なんせ虎ですよ虎。虎に騎乗した勢いですよ。
ノリとかそういう意味の勢いでもあるでしょうけれど、
マジで勢い、威勢ですよ。非常な勢いって言ってるし。
これはもう乗りに乗ったりしてやめられない感じも出そうです。
もう始めちゃったから今更やめられないよ、ではなく、
もうだいぶ勢いついてきたけど今やめるの!?みたいなニュアンスが出そうです。
これは流行っていいでしょう。流行れ。
関係あるけどないことにコンコルド効果なんて言葉がありますね。
たぶん正式っぽい名前は「埋没費用効果」と言うそうです。
詳しくはおググりください。けっこう面白いです。





疲れてるなりには面白く書けた気がします。
疲れててもなんかできる時とそうでない時って、
一体なにが違うんでしょうね。本当に謎です。
動けない日をなくそうというのは到底無理なので、
動けない日にできるだけ落ち込まないようにしていきたいですね。
そのために何したらいいかよく分かりませんがね。
まぁそういうのも少しずつなんとかしていけばいいのでしょう。
ひとまずは目前の課題に必死になってかじりつきます。
もうかなり残された時間は少なくなっています。まずい。
そういうことなので今回はこれまで。また次回。