十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記164

どうも、十九です。
先日、親友に唆されてまたゲームを買いました。
25%オフだったので2,000円ちょっとだったかな。
お前こないだもゲームとか服とか買ってたろ。
それはそうとして、ASTRONEERというのを買いました。
オープンワールドの惑星で資源を集めて、
資源でいろんな設備を作ったり他の惑星を探索したりします。
あと地形を変形させられるんですよね。
土を削るも盛り上げるもできます。楽しい。
イクラとかとは違った感じですね。面白い。
それでその親友と早速一緒にプレイしたんですが、
これはとんだクソゲーでしたね。
気づいたら日付を跨いで朝を迎えていました。徹夜です。
とんだ時間泥棒ですよ、まったく。クソゲーですわ。
こんなクソゲーまたやりたくなるに決まってるじゃん。
まったくまったく。今度はちゃんと自制しよう………
いい加減自制することを覚えたい。懲りたい。
そういう感じで劄記します。




  【惺忪】セイショウ
  双声
  ①目覚めてぼんやりしたさま。〈牡丹亭・鬧殤〉
  ②軽やかな声のさま。〈晏幾道-詞・醜奴児〉
     ―漢辞海第三版より


これまた面白い意味ですね。普通に使えるし。
私は徹夜後なので本当に惺忪としています。
でも②は軽やかな声を出してちゃんと目覚めてそうですね。
「惺」の意味としては「さとる」だそうです。
目覚める、了解するの意味だそう。「醒」みたいだね。
……面白い言葉なので惺忪としているのでうまくコメントできない。



  【愎諫】フッカン・フクカン|いさめにもとる
  いさめにさからう。人の意見に耳をかさず自分流に事を行うこと。〈左・僖一五
     ―漢辞海第三版より


文字というか読み通りですね。諫めにもとる。
「もとる」は「悖る」「戻る」などと書き、主に「背く・逆らう」の意味です。
意見する側もされる側もそうですが、こういうのは難しいものです。
割と人の意見に素直に耳を傾けられる場合とかそうでない場合とか、
あるいは非常に真っ当なことを言われていても、
言われ方によってはつい反発したくなってしまったりだとか。
なかなか難しいものです。そういう素直な心であるとか、
自分を省みる心であるとか、そのための心の余裕だとか、
なかなか持つのは難しいことであります。ほんと余裕は大事。
いっつも心の余裕を説いてますね。だって本当に大事だもん…



  【怡怡】イイ・いそいそ
  喜びのあまりこころがやわらぎ、うきうきすること。
  「怡怡いそいそと出かける」
  「満腹の饒舌ニョウゼツを弄して、あく迄此調子を破らうとする親方は、
   早く一微塵となつて怡怡イイたる春光のうちに浮遊して居る〔草枕〕」
  「かえツてお婿さんが極つて怡怡いそいそしてゐるやうだつた〔平凡〕」
     ―新潮日本語漢字辞典より


これはかなりよくできた当て字だと思います。
「怡」は「たのしい・たのしむ・うれしい・よろこぶ」の意味があり、
「怡怡」もまた「喜ぶさま・楽しむさま」などを意味します。
喜びのあまりうきうきする、とまでいくかは分かりませんが。
それでいて音は「イ」なのです。怡怡なら「イイ」。
そういう日本語って……「いそいそ」が割と近いんですよね。
いそいそ。イイと近いんですよね。よくできすぎでしょ。
これを見た瞬間に心にビビッと来ました。テンション上がった。
これは是非とも使いたいものですね。



  【悧巧】リコウ
  ◇「利巧・俐巧」とも書く。◇「利口」は「悧巧」の書き換え。
  ①頭が良いこと。賢いこと。頭の働きが優れているさま。利発。
  「今まで莫迦バカにしてゐたこの男が、
   何か耳新しい特殊な智識を持つてゐる悧巧ものゝやうに思へて来た〔あらくれ〕」
  ②子供などの、聞き分けがよく素直で行儀がよいさま。
  ③要領のいいこと。抜け目なく鋭いさま。悪賢いこと。
     ―新潮日本語漢字辞典より


そんな書き方もあったんですね。ほんとにもともとこう書いてたんですかね。
「利口」と受ける印象がだいぶ違ってきます。
怜悧の悧に、巧妙の巧ですからね。だいぶ賢そう。
こう書いても通じることには通じるんじゃないでしょうかね。
リコウという音は変わっていないし文脈でなんとかなりそう。
でも面白いけど私は使わないかもしれない。面白いだけ。





徹夜ってほんといいことないですね。
一日中寝ていたし、夜になった今もなお頭が働きません。
でも軽くネタ集めしていたお蔭で劄記はそれなりに書けました。
文章は全然まとまっていませんがね。しかたないか。
ちょっともううまく文が書ける気がしないので早めに切り上げます。
皆さんも睡眠は十分に取りましょう。また次回。