十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記195

どうも、十九です。
私は完璧主義とまではいかないですがそういう傾向があります。
収集癖みたいなものもあるかな。できるだけ揃えたい。
風呂場や洗面台にビオレuの製品が多かったり、
口臭ケアにはNONIOを使っていたり、
大なり小なり統一性を持ちたいんですよ。
それで、そこらで無印良品の肌着がよいと聞きました。
ヒートテックみたいな、汗を吸収して発熱するやつは、
どうやらお肌が弱い人と相性がよくない場合があるとか。
私はヒートテックを着ていて、お肌も弱めです。
ヒートテックのせいで肌が荒れているという実感はないのですが、
なんかちょっと試してみたくなったので買ったんです。
するとまぁ普通に着心地がよかったです。あったかいし。
あとついでに下着も買ってみました。これもよかった。
無印の肌着を気に入ってしまったので、
他製品と混ざるのがどうも私は気にくわないのです……
肌着は実家から持ってきたそこそこくたびれたヒートテック
下着は適当にアマゾンで買った、ほんの少し大きかったやつ。
こりゃ無印製品で揃えるしかないだろ!!!!
ということでひとまず下着の方だけ揃えてきました。やったぜ。
統一性が生まれるのは非常に心地がいいものです。
そのうち肌着の方も買います。たのしみ。
以上、日記でした。劄記します。





  【戎捷】ジュウショウ
  戦利品。〈左・荘三一〉
     ―漢辞海第三版より


「敏捷」とかに使われて「はやい」の意味を持つ「捷」ですが、
「戦捷」などのように「勝つ」の意味もあります。
が、どうやら「ぶんどる」とか「戦利品」の意味もあるようです。
なるほど、それは初耳でした。なかなか面白いです。
戦利品と聞くとなんだかコミケとかの帰りを想像しがちです。
戎捷と言い換えるだけでなんだか超かっこよくなるぞ!
ちなみに「戎」は西戎とかいわゆる「えびす」の他、
武器とか軍隊とか戦争などの意味があります。
戦いの獲得品って意味になりますね。納得。



  【殞砕】インサイ
  力の限り努力する。粉骨砕身。
     ―漢辞海第三版より


なんか前もこういう感じの言葉を紹介した気がするけど忘れちゃった。
まぁそういうこともある。複数あったとしてもいいでしょ。
「砕」はまぁなんか頑張る感ありますよね。
身を粉にする、粉骨砕身、身を砕く。和語か漢語か知らんけど。
それで、「殞」は「死ぬ」の意味のようです。
死ぬほど頑張るってことですね。分かりやすい!!
私も昨年は殞砕しましたわ。色々頑張りましたよ。
特に8月からがキツかったですね。いやぁ頑張った。
頑張るのも結構ですが、減らせる苦労は減らしたいですよね。
昨年した苦労の大半は要らない苦労というか、
自分の未熟さゆえに首絞めてたやつなので。
頑張ることはもちろん頑張りつつ、
いらない苦労を減らすための努力も惜しまないようにします。



  【繊翳】センエイ
  わずかな、くもりやかげ。〈世説・言語〉
     ―漢辞海第三版より

、難しそうに見えますよね。意外とそうでもないです。
文字通りですが面白いです。これは使い勝手よさそうだ。
たとえば表情が本の微妙に暗くなったとき、
「彼の表情に繊翳が見えた」みたいな風に言えるし、
料理の味やら絵画の色彩やら曲のハーモニーだとか、
そういったものにちょっと陰りというか、
なんか微妙にくすんだイメージがあるときも「繊翳」が使える。
「良いんだけどなんか物足りない」みたいな時に使えるかな?
繊翳。これは気に入りました。辞書登録したので使っていきたい。



  【瑩潤】エイジュン
  艶のあるさま。鈍い光沢のあるさま。
  「にぎりには緑色のぎょく獅子頭に彫みて、象牙のごとく瑩潤つややかに白き杖を携へたるが、
   其尾そのさきをもて低き梢の花を打落し打落し〔金色夜叉〕」
  ◇「つややか」とも読む。
     ―新潮日本語漢字辞典より


こいつぁいい感じです。意味もルビも好き。
つややかな感じの熟語はそれなりにあると思いますが、
鈍い光沢はなんとなく珍しげな気がします。
鈍く光るといえばアレですね。黒くて曲線的なフォルムの……
ピアノですね。鈍く、時には輝かしく、瑩潤に光ります。
なんかもう「潤」って字があるので本当につややか感ありますよね。
絢爛にピカピカツヤツヤしてない感を見事に醸し出している。
これも気に入りました。いつか使ってみたいものです。






面白い言葉を見つけたけどもうちょっといいコメントできた筈だなぁ。
まぁ昨日けっこう頑張ったので疲れめなんだな。そういうことにしよう。
ちょっとコメントが思いつかない!これくらいにしよう!また次回。