十九綴

tsudzu-tsudzuri

冢塋

どうも、十九です。
今日は辛うじて作業は進みましたが、
この調子だとかなりまずいです。思ったより進まなかった。
しかし少しでも進んだのは事実です。よくやった。
作業をいかに進められるかではなく、
どうしたら作業できない時間を減らすかというのも大事です。
なので今日は夜なべして頑張りたいところではありますが、
明日のパフォーマンスに影響が出ては元も子もないので、
できるだけ早めに寝ようかと思います。
あと寝る前にあまり頭を使いすぎるのも多分よくない。
もう潔く作業は切り上げてちょっと娯楽を摂取して寝るくらいがいいかな。
ちなみに現在は22時半程度です。
劄記できる気力と時間はあるけど控えた方がいいと判断します。
なので曲だけ軽く紹介して終わりにします。
今日の曲はこちら。

モーリス・ラヴェル作曲 『クープランの墓』より
第6曲『トッカータ』 です。
第1曲の『プレリュード』は知っている人も多いのではないでしょうか。
クープランというのはバロック時代に活躍した作曲家で、
クラヴサン(仏語でのチェンバロ)の曲集を多く書き残しました。
原題は "Le Tombeau de Couperin" で、"Tombeau" が墓を指すのですが、
「トンボー(Tombeau)」というのは音楽においては故人を追悼する器楽曲を指し、
「墓」よりは「トンボー」と訳すのが適切とされるらしいです。
真夏の夜の夢(A Midsummer Night's Dream)」も真夏ではないらしいし、
一度定着した訳題を改めるのって割と難しいのかもしれません。
ちなみに「真夏の夜の夢」に関しては「夏の夜の夢」で広がりつつあるらしいです。


トッカータの方ですが、難曲の一つとして数えられます。
ピアノで同じ音を連打するのは難しいというか厄介なのですが、
そういう音形を終始続けることになります。
それに加えて和音があっちに飛んだりこっちに飛んだり、
テンポも速い中でいろいろ技巧的なことをやらねばなりません。
ラヴェルの作曲技法がふんだんに組み込まれています。
オシェレかつカッコイイと思います。お楽しみください。