劄記116
どうも、十九です。
今日こそは劄記やります。
7月中にやるべきことがあるのですが、
気づいたらもう7月が数日しかありません。マジかよ。
ブログ書いてる場合じゃねぇ。早急にやらな。
そういうことなので今日はちょっと急ぎめで書くと思います。
なんやかんや熟考しながら書くかもね。どうなるやら。
このごろ時間が経つのが早すぎて困る。
やることやるにも休息するにも時間が足りない。
時間の使い方次第で解決できることも勿論ありますが、
それもそうだとして時間がほしい。くっそ。
とりあえず劄記しますわ。
【積弊】セキヘイ
積年の弊害。つもりつもった弊害。
―広辞苑第六版より
積弊、普通に変換して出る言葉ですね。あまり聞かない…と思うけど。
でもけっこう需要がありそうな言葉ですよね。
塵も積もれば山となるというか、そういう悪いことが溜まること、
たまにありますよね。でもそれをパッと表す言葉を知らなかった。
今度から積弊って使っていこう。文字だったら高確率で伝わりそうだし。
私自身にも積弊が沢山ありそうですね。
あまりまともな人付き合いというか友達付き合いをしてこなかったので、
コミュニケ―ションの基板がけっこう不安定なんですよね。
話題の提起とか発展のしかたとか、考えないとちょっと難しかったり。
ちょっとずつ頑張っていこうね。
【霊犀】レイサイ
[李商隠、無題詩]霊力のある犀は角に筋または穴が通っていて、
先端と根元とがあい通じているということから、人の意志が通じ合うたとえ。
―広辞苑第六版より
品詞なんだこれ。名詞?形容(動)詞?どうやって使うんだ。
こういう時こそ新潮日本語漢字辞典を使うべきだろうが、
今はちょっと開くのがめんどくさい。しかたないね。
念のために補足すると犀は動物のサイです。角があって灰色のやつ。
そういう漢語というか、音読みがメインになってる動物っていくらかいるよね。
犀、貘、麒麟、蝶、あと植物だけど菊とか。
なんかそういうのいいですよね。何がいいって言えないけど。
話が逸れたな。人の意志が通じ合うたとえですか。
以心伝心、あとちょっと意味が変わるけど
そいつらに比べると50%ほど字数が削減できます。
私とあいつは霊犀だ、と言えるのでしょうか。後で調べよう。
【冠冕】カンベン
①かんむり。冠はかんむりの総称。冕は大夫以上の礼冠。
②首位。第一位。
③官職。地位。また、高位高官。
④うわべの飾り。
―新漢語林より
冕、ちょっと変わった字ですね。冕です。
上部は日ではなく、なんか隙間が空いてるやつですね。
冃という字が変形したものらしいです。へー。
甲冑の冑の下にあるやつと一緒ですね。こんなところに。
それはそうと冠冕。色んな意味がありますね。
①と③は使わなそうですが、②と④に注目ですね。
冠といえば位の高い人がかぶるものですから、
首位、第一位の意味があるんですね。納得。キングって感じ。
でも形式上は一位でもただ冠をかぶってるだけみたいなやつがいたんでしょうね。
あるいは形式上一位を表すための道具として冠を指しているのか。
そんな感じでうわべの飾りの意味もあるんでしょうね。面白い。
④を一番使いたいけれど、後ろの方に書いてある意味なので、
多分そんなにメジャーな意味じゃないんでしょうね。残念。
【尽信㆑書、則不㆑如㆑無㆑書】ことごとくショをシンずれば、すなわちショなきにしかず
尽く書を信ずれば、則ち書無きに如かず
(『書経』の記事には誤りもあるから)
『書経』に書いてあることを全部信用するくらいなら、いっそ『書経』がない方がましである。
書籍を読むには批判力が必要であることをいう。〔孟子、尽心下〕
―新漢語林より
これ、現代でも問題なく通用する考えですね。
誰でもインターネットを用いて情報の送受信が容易に行える時代なので、
信憑性の高い情報から低い情報まで、あらゆるところに転がっているんですよね。
どういう検索エンジンでどう検索して、どういうサイトを除外してとか、
批判力も必要ですがそういった技術も必要になってきます。
特定のまとめサイトやそれに類似するもの、特定のユーザー等、
単一の情報に頼りすぎるとあまりよくないのは確かでしょう。
情報が多く容易に入手できるのはいいことでもありますが、
その取捨選択が難しくなるのも考えものですね。
急ぎめとは言いながらちょっと時間がかかってしまった。
そういうことなのでさっさと後書きを終わらせます。
7月ってあと2日しかないやん。うそん。
急がないと。あれしなきゃこれしなきゃ。忙しいぞ。
でも多分落ち着いて整理すれば一つ一つの要件は大したことないのが多いはず。
ゆっくり一つずつ着実にこなしていこう。うん。
そういうことなのでまた次回。