十九綴

tsudzu-tsudzuri

劄記86

どうも、十九です。
しばらく喉の痛みが続いております。
今朝は痛んだけど今はだいぶおさまりました。
微妙に体調を崩すのほんと厄介ですよね。
動けはするけどあまり動いたら悪化するし、
休むにはなんだか元気が余っているから変な気持ちになるし。
もっと崩れるならいっそ崩れてくれと思ってしまいます。
悪化しない方が本当はいいのにね。もどかしい。
このごろ天気やらなんやらが二転三転して、
体調管理もなかなか難しい時期なんじゃないでしょうか。
みなさまもどうかお気を付けください。劄記します。


  【臍落ち・蔕落ち】ほぞお-ち
  ①産児の胞衣(えな)を切って臍(へそ)の緒の落ちること。
   俗に「落ちる」というのを忌んで「ほぞの緒がおさまる」という。ほぞち(臍落)。
  ②強いられてでなく、自分の意志で同意すること。納得。承知。
  ③果実がよく熟して自然に蔕(ほぞ)から落ちること。
   また、その果実。ほぞち(蔕落)。ほぞぬけ。
     ―広辞苑第六版より


②と③が使えそうですね。面白い。
②はなんか「本当にいいのか?」みたいなときに、
「はい、臍落ちです」とか答えてみたり。通じるか。
③も、なんか熟練を重ねて成果を挙げたみたいな?
あ、意外とこいつ微妙かも。というかこのブログにまともな言葉は少ない。



  【棋羅】キラ
  碁石を並べたように、ずらりと並ぶこと。
     ―広辞苑第六版より


キラといったら吉良と綺羅と雲母とデスノートですね。
碁石だったら、ずらりとまばらに並んでいる方がいいのかな。
びっしり人が何列に並んでいるというより、
ライブ会場に人がびっしり並んでるみたいな。
似たような言葉に「棋峙」というのがあるそう。書いてみよ。



  【棋峙】キジ
  碁盤の上に碁石を置いたように、
  群雄がここかしこに割拠して対峙すること。
     ―広辞苑第六版より


こちらは対峙の「峙」ですので、勢力が分かれてるんですね。
棋羅は単純に碁石がいっぱい置いてあるみたいな様子で、
棋峙は碁石のように陣営が分かれてまばらに対峙してると。
面白い喩えと使い分けですね。いつか使いたい。


  【己欲達而達人】おのれタッせんとほっしてひとをタッす
   己達せんと欲して人を達す
  自分が達したいと願うなら、他人もそうであろうと推量して、
  達成させてやるように力添えする。
  達は、栄達など、自分の志望を遂げること。
     ―新漢語林より


己の欲せざる所、人に施すこと勿れの逆みたいな。
いずれにせよ私はこういう考えのもと動くことが多い気がする。
自分が困ってたら助けてもらいたいし、
他の人もきっとそんな感じだろうから迷惑にならない程度に気をかけようとか。
そういうつもり。そうやってやさしさを振る舞ってるかな。
やさしさは誰かからもらわないと自分のものにできない気がする。
できないとは言わないけど、難しそう。
私は幸いさまざまなやさしさに恵まれ、支えられてきました。
そういったやさしさを、色んな人に知ってもらいたいから、
色んな人にも振りまいてもらいたいからやさしくありたい。




たまに詠むようなポエムを綴ったところで今日はこれまで。
このごろやることがいろいろあるように感じるけど、
実際はそうでもなかったりする。と思ったけどやっぱりちょっと多かった。
今日もやることが大きく2つあったけど、片方しかできなかったよ。残念。
まぁ早急な用事ではないのでよしとするか。これから巻き上げる。がんばる。
そういうことで今日はここまで、また次回。