十九綴

tsudzu-tsudzuri

箚記18

どうも、十九です。
普段はパソコンから更新していますが、今回はスマホアプリ版はてなブログで更新します。
スマホはてなブログのレイアウトはあまり考慮していなかったのですが、
今の様式だと酷く読みづらいという感じでもなさそうですかね。
改行したくなる文字数が絶妙に噛み合わないので、右側に空白が目立つくらいでしょうか。
私が更新しやすいからという理由でパソコン版の見た目を重視して更新します。
スマホ版の方はごめんなさい。ちゃんと見てる人そんなにいるのかな。
読みづらさがあれば改善しますのでお申し付けください。
それでは箚記していきましょう。



  【覓句】ベキク
  詩人がよい詩を作ろうと苦心して句をさがし求めること。
     —新漢語林より


箚記11で「燥吻」というのを紹介しましたが、それに近いですね。
詩人に限らず、最善策を模索する喩えに使えそうです。今度使おうかな。
「ベキ」と音読する字は「冪」しか知りませんでしたが、こんなのもあるんですね。
ちなみに異体字に「覔」というのがあるらしい。見ろよ。



  【曠懐】コウカイ
  広々とした心。また、心を広くする。
     —新漢語林より


大事な器ですね。広い心を持っていたいものです。
私にとって「曠」といえば「曠日弥久(月日を無駄にする)」なので、
パッと見なんとなく良くない意味合いに見えてしまう。
「むなしい」のほかに単に「ひろい」の意味もあるよう。勉強になります。
そういえば「心を広くする」なんて動詞はあまりないのでは。
君はもっと曠懐した方がいいよ、とか言ってみたい。後悔に聞こえるだろうけど。



  【殉情】ジュンジョウ
  感情に全てをまかせること。
     —広辞苑第六版より


正常な判断力を失い、何も考えられなくなって、全て投げ出したくなることあります。
月一くらいでなんか溜まった負の感情が爆発してる気がします。
自分では割と統制しようのないことだと思っているので、
こればかりはもう寝て治す他に術が思いつきません。
懇意になって慰めてくれる人がいると効果的ですね。これは体験談です。
依存しすぎない程度に他人に依存したいところです。



  【覬覦】キユ
  (「覬」「覦」とも、のぞむ意)
  分不相応なことをうかがいねらうこと。分不相応の希望を抱くこと。
     —広辞苑第六版より


いつも覬覦してばかりな気がする。
能力は対してない(と思っている)くせに理想ばかりは高いので、
いつも望んだレベルの結果が得られずに満足できない。
やはり身の程を知って満足したい。しかし身の程を知るのはやや怖い。
どういった物事が自分に相応しいのか、どうやって測ればよいのだろう。
まずは己をよく知ることだろうか。そして他人と注意して較べる。
しかし身の程に合ったもので満足していては向上もできないか。
程々に生きるのも難しいですね。





スマホからの編集が予想外に面倒なので、少ないですがこれで終わりにします。
明日も同様になるかと思われます。またこれやるのか…
後書きもなんだか面倒になってきた!おしまい!また次回!